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フジ

学校の休み時間はどう過ごす???part2

2023年3月24日

学校の休み時間はどう過ごす???

みなさんは学校の休み時間をどのようにお過ごしですか?
そもそも勉強すべきなのかな、どんな勉強をするのがいいのかな、といった悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。

前回は休み時間はそもそも勉強をすべきなのか?というテーマでした。その内容を踏まえて、じゃあ休み時間も勉強しようか、となった人へ向けて、今回は私が実際にどんな勉強をしていたのかを紹介しようと思います。

どういう勉強をするのがいい?

休み時間に勉強するとして、どのような勉強をするのが良いのでしょうか。
10分休憩と昼休みに分けてお話しします。

10分休憩

10分休憩は、合計すると1日に約1時間ほどあるでしょうか。
トイレに行ったり教室を移動したり、次の授業の準備をしたりと、この時間には勉強以外にもすることがあると思うので、1回の10分休憩でできる勉強は、5分程度になってしまいます。そのため、まとまった時間をとって勉強する方がいいようなものは、この時間に取り組むのに適していないでしょう。

数学の問題なんかは向いていないような気がしますね。

青チャートなどの問題集を使って勉強するときは、基本的には1つの単元をまとめて扱うのが良いと思っています。その単元の解法を全てマスターできているかをザッと見返して確認しつつ、覚え損ねている部分を拾っていく。あるいは、過去にその単元を復習した際に、既に付箋をつけていた部分を一気に解き直す。私はこのやり方がいいなと思っていたのでこうしていましたが、これだと途中で途切れてしまうのは不都合でした。5分で解けるのは、青チャートの例題や類題1問といったところですから。

難しめの問題や過去問1問に取り組むというのもお勧めしません。5分という時間で、問題を解いて解答解説を読むところまでの全てを行えるとは限らないからです。「キリが悪く中途半端なところで中断すると勉強効率が上がる」なんてことを聞いたことがあるかもしれませんが、数学の問題はどう考えても1回で解き切るべきでしょう。

10分休憩に数学が向かない理由を踏まえると、短い時間で何回も繰り返し行うことがメリットとなるような勉強をすべきだということは、察しのいい方ならもうお気づきかと思います。

そうです。暗記作業です。

1日4回ないし5回も繰り返し見返せば、何でも頭に入るような気がしませんか?
過去の記事で「何を覚えるのかを明確にすることによって、短い時間でも密度の濃い暗記作業を行うことができる」という話をしたことがありますが、今回もそれです。その日中に覚え切る部分をあらかじめ決めておいて、それを1回目の休憩時間でインプットし、残りの数回の時間で繰り返し復習するのです。

私はいつも10分休憩は英単語の復習に充てていました。
覚えきれていない単語には付箋を貼っていたのですが、「今日はsection1からsection10までの、付箋がついている単語を覚えよう!(sectionは全部で50まである単語帳を使っていた)」と思って最初の10分休憩を迎えていました。

「その日中に覚え切る部分」としては、1回の休憩時間で1周できるものを設定するのが良いでしょう。

昼休み

昼休みの長さは学校によって異なるかもしれませんが、勉強に充てられる時間はどこも30分ほどなんじゃないかなと思います。昼休みは10分休憩とは異なり、それなりにまとまった勉強時間を確保することができますね。そのため、取り組む内容に関しては自由度が高いです。

昼休みに教室で勉強するとなると、教室の騒がしさが気になってくる方も多いはず。
それが気になってしょうがないよという方は、教室を静かにする術を模索するのではなく、速やかに自分が別の場所に移るのが良いです。私の学校では職員室前に勉強用の長机が設置されていて、そこで勉強している人が多かったのですが、図書館などが無難かなと思います。静かな場所で、自分のやりたい勉強をしましょう。

私は、わざわざ居場所を変えるのも面倒だったので、騒がしい教室でもできるようなことをしていました。
いつも友人数名と昼食を取っていたのですが、そこからサッと切り替えて勉強集中モードに入るのも難しいなと感じていたのもあり、逆に友人らと一緒に勉強できないかなと考えたんです。その結果「友人らと数学の過去問1題を誰が1番早く解き終えられるか勝負」。高校3年生の間は、ほとんどこれだったような気がします。
友達と問題を出し合うというのは、明らかに効率が悪いのでやめてくださいね。

フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!

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