(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
アンデス山脈が南北に走り、環太平洋造山帯の一部となっている。
北東部はギアナ楯状地と呼ばれ、ギアナ高地を形成している。侵食に取り残された硬い岩盤が形作るテーブルマウンテンが多く見られる。
ブラジル楯状地はブラジル高原とおおむね一致する。
ギアナ高地とブラジル高原の間はアマゾン盆地となっており、アマゾン川が流れる。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
(右上画像、左下画像)
南米の河川を参照。
以下の二つの砂漠を覚えておけば十分。
アタカマ砂漠は、年中中緯度高圧帯に覆われるうえに沿岸に寒流が流れているダブルパンチで、世界で最も降水量が少ない地域となっている。
パタゴニアは、偏西風に対してアンデス山脈の風下となっているため、年中乾燥した風が吹き砂漠となっている(雨陰砂漠)。
アンデス山脈中部には塩湖(塩原)が多く、
は特に有名。
これにはリチウムが豊富に埋蔵され、注目が高まっている。

チリ南部(パタゴニア西部)は、偏西風に対してアンデス山脈の風上側にあるため年中降水量が多い。
そのため、最終氷期には氷河が発達し、その名残で現在フィヨルドがみられる。
また、現在でもアンデス山脈の南部には山岳氷河が存在する。
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