環太平洋火山帯とも言う。
大平洋岸に分布する、海洋プレートが大陸プレートに沈み込む狭まる境界によって起こった造山運動。
高く峻険な山脈が多い。
また、海洋プレートが大陸プレートに沈み込む地帯であるため、火山活動が活発であるほか、海溝型地震が頻発。
環太平洋造山帯の場所は絶対覚えた方がいいです。悪いことは言いません。
ですから、覚えるために地図帳に蛍光ペンで色を塗っていきましょう。ピンク色がおすすめです。そうすれば地図を見るたびに目に入って簡単に覚えられますよ。
塗る場所を書いていくので、順に色を塗っていってください。
①日本列島~千島列島~カムチャッカ半島
②アリューシャン列島~アラスカ
③アラスカ~ロッキー山脈~メキシコ高原~パナマ

④(分岐)キューバ~西インド諸島~ベネズエラ北西部(再びつながる)
⑤アンデス山脈~南極半島

⑥(途切れて)ニュージーランド~ケルマデック・トンガ海溝
⑦ニューギニア島~インドネシア東部~フィリピン~台湾

インドネシアの真ん中あたりでアルプス・ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯が交わります。
交わる場所はボルネオ島・スラウェシ島・ハルマヘラ島のあたり。両造山帯が衝突することで三島はKの形になっており、3K諸島とも呼ばれます。
(地図は全て国土地理院標準地図を引用の上筆者編集)
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