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イタリアまとめ


概要

イタリア史の概略です。

ローマ帝国、フランク王国による統治ののちには、1000年弱の分裂期間をすごすこととなりました。

1861年にイタリア王国が成立し半島は統一され、第一次世界大戦には途中から協商国として、第二次世界大戦にはファシズム国の同盟、枢軸国として参加しました。

まとめ図

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詳細

ローマ帝国

前6世紀、ラテン人がエトルリア人の王を追放したことによって 共和政ローマ が始まります。

前27年にオクタウィアヌスにより帝政が始まり、五賢帝の時代を経て軍人皇帝時代へと突入、395年の分裂ではイタリアは西ローマ帝国の一部となりました。

476年にゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって西ローマ帝国は滅ぼされました。

ゲルマン人

ゲルマン人の移動が進むと、オドアケルもテオドリックによって倒され、東ゴート王国、ついでランゴバルド王国が立てられました。

しかしこの間も、ローマだけは教皇領となっていました。

756年にピピンによってラヴェンナが、774年にカール大帝によってランゴバルド王国全体が征服され、フランク王国 の一部となります。

9世紀後半のヴェルダン条約、メルセン条約によってフランク王国が分裂すると、イタリア半島はそれぞれ別の歴史をたどることとなりました。

分裂時代

北部は神聖ローマ帝国やフランスの影響を大きく受け、イタリア政策などの舞台となった一方で、商業の発達ルネサンスの展開が見られます。

中部は教皇領となり、叙任権闘争以来権力を弱めながらも存続します。

南部はノルマン人によって両シチリア王国がたてられていました。

統一

19世紀になると各地で民族運動が盛んになります。

サルデーニャを中心に、ガリバルディなどの尽力で1861年にイタリア王国を建国、イタリア半島の大部分の統一に成功します。

しかし「未回収のイタリア」問題や、教皇との確執は残されたままでした。

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現代

ドイツ、オーストリアと三国同盟を結んだ状態で臨んだ第一次世界大戦では、未回収のイタリア問題を原因に協商国に寝返り、戦勝側として終戦を迎えます。

しかし戦後不況、世界恐慌により、ファシズムが浸透、ムッソリーニの指導の下で同盟国として第二次世界大戦を迎えました。

敗戦したのちの46年、国民投票によって王政から共和政へと移り現在に至ります。

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