山がちな島国。
ミンダナオ島には台風が来ない。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
が盛ん。
主食は米。生産量も世界8位で日本より多い。
プランテーションでは、
などの栽培が盛ん。
台風が来ないことを活かし、ミンダナオ島でプランテーションが発達。
農林水産業が中心で、工業は未発達。
一人あたり所得は3950ドル(2022年)で、東南アジアの中では真ん中くらい。
などの理由から、米国のIT企業の下請けとしてIT産業が発展。
コールセンター、データ処理などのITサービスが成長している。
多民族国家。
ほとんどがマレー系(オーストロネシア語族)で、中国系(架橋・華人)、スペイン系などが少数いる。
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
の2つが公用語。
英語は、米国による統治で広まった。
フィリピノ語は、最大民族のタガログ族が話すタガログ語を標準化したもの。日本で言えば、関東地方の方言をもとに現代の標準語がつくられたようなイメージ。
スペイン統治時代が長かったため、カトリックが浸透。
ミンダナオ島南部にはイスラム教を進行する人も少数いる。

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