みなさんこんにちは。涼椎街です。
今回は創作に興味のある方におすすめの公募を4つ紹介しようと思います。応募期間はいつなのか、どんな作品を受け付けているのか、気になる賞金などもまとめましたので、ぜひ見ていってくださいね。
どのコンテストも、最新の情報である去年の応募要項を載せています。
1.全国高等学校文芸コンクール
記念すべき1つ目の公募は、みんな大好き、全国高等学校文芸コンクール。
紅玉いづき、くどうれいん等を輩出した、王道のコンクールです。
詳細はこちら↓
主催:公益社団法人全国高等学校文化連盟、読売新聞社
応募期間:令和6年8月19日(月)~9月17日(火)
募集部門:小説・文芸評論・随筆(エッセイ)・詩・短歌・俳句・文芸部誌
小説……400字詰め原稿用紙換算30枚以内
随筆……400字詰め原稿用紙換算10枚以内
詩……1人3編以内
短歌……1人3首以上10首以内を併記のこと
俳句……1人3句以上10句以内を併記のこと
文芸部誌……1校1点・令和5年10月1日から令和6年9月17日の間に発行されたもの
一番すごいイメージがあります。ここで優勝できれば、高校の全国大会で優勝したことになるので、高校生のときに憧れていました。電撃大賞をあの伝説のファンタジーで勝ち獲った紅玉いづきがここでも優勝していると知ったときは、震えましたね。
2.高校生のための小説甲子園
出版社が主催する小説甲子園の1つです。選考方法がいかにも競技という感じがして良いですね。
詳細はこちら↓
主催:集英社
予選
応募期間:2024年4月1日(月)~8月8日(木)
募集部門:恋愛、ファンタジー、冒険、ミステリー、時代もの等、ジャンル不問
文字数:400字詰め原稿用紙15~30枚
選考方法:各地方にブロックを配置し、予選を行う。見事勝ち抜いた者は「ブロック代表」となり、本選会場である集英社に招待される。
本選
日程:10月13日
会場:集英社
選考方法:村山由佳先生が当日発表する課題に即して、400字詰め原稿用紙2~3枚程度の原稿を書き、優勝者1名を決定
賞:10万円、「青春と読書」2025年2月号掲載に優勝作を掲載
かつては湊かなえが選考を務めていました。去年からは村山由佳です。本屋大賞作家や直木賞作家に自分の小説を読んでいただける機会はそうそう無いでしょう。おすすめです(賞金も結構高い)。
3.織田作之助青春賞
大阪生まれの作家、織田作之助を顕彰する織田作之助青春賞は、満24歳未満が応募できる公募です。
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主催:織田作之助賞実行委員会(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社)
締切:2024年8月31日
募集内容:短編小説。題材、ジャンルは自由。
文字数:Word文書で20字×20行を1枚として、30枚まで
賞:30万円、記念品、三田文学会の季刊文芸誌「三田文學」に受賞作を掲載
主な選考委員:堂垣園江(作家)、藤野可織(作家)、増田周子(関西大学教授)
調べる過程で初めて知ったのですが、選考委員に藤野可織がいるんですね……。びっくりです。芥川賞作家ですよ。しかも堂垣園江も群像新人文学賞の受賞者……。純文学が選ばれやすいのかもしれませんね。18歳以下の優れた作品には奨励賞を贈ることがあるそうなので、ぜひ応募してみてください。ちなみに私も時間に余裕があれば応募するかもなので、そのときは勝負しましょう。最近、エンタメから純文学に舵を切りました。
4.カクヨム甲子園
最後に紹介するのは、出版社が主催する小説甲子園の2つ目。去年、開催から7年が経ちました。
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主催:KADOKAWA
応募時期:2024年7月16日(火)~2024年9月12日(木)
募集部門:400文字以上4000文字以下のショート部門、6000文字以上20000文字以下のロング部門の二つ。ジャンル不問。
賞:Amazonギフトカード、図書カード、読売中高生新聞に受賞作を掲載
主な選考委員:はやみねかおる
本大会は高校生作家の登竜門のような位置づけとなっており、近年ではカムリや青葉寄を輩出しています。エンタメ色が強いと思われがちですが、純文学もけっこう受賞しているので安心してください(?)。そういえば最新回は、はやみねかおるが選評で怒りすぎていて、思わず笑ってしまいました。
おわりに
いかがだったでしょうか。気になる公募はありましたか?
少しでも興味が湧いた方は、ぜひ小説を書いたり短歌を詠んだりしてみてください!
今から始めても大丈夫。文学とは何歳からでも友だちになれますよ。
応援しています。











