オーストラリアの資源
鉱産資源
オーストラリアは鉱産資源の宝庫。
その中でも特に、
が有名。
ただ、石油はとれない。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
石炭
東部のグレートディバイディング山脈で産出。
グレートディバイディング山脈が古期造山帯であることも思い出そう。
オーストラリア産の石炭は高品質で、鉄鋼業などで用いられる原料炭としての需要が高い。
日本、中国、韓国などに多く輸出されている。
鉄鉱石
西部のピルバラ地区に鉱山が集中。
主に中国、インド、日本、韓国へ輸出している。
天然ガス
日本、中国、韓国を中心に東・東南・南アジアへの輸出が多い。
ウラン
オーストラリアのウラン生産量は世界4位であるほか、埋蔵量は世界最多と考えられている。
ボーキサイト
オーストラリアはボーキサイトの生産量が世界1位。
北部のサバナ気候(Aw)地域で多く産出されている。
その他金属資源
- 金:世界2位
- ニッケル:世界1位
その他、レアメタルやレアアースの産出量でも上位の品目が多く、世界的な資源の供給地となっている。
鉱産資源の開発
オーストラリアは自国の技術や資本が弱く、外国からの投資が多いという特徴がある。
オーストラリアの資源は1960年代以降に開発が活発化し、日本企業も多く参加してきた。
現在でも、商社をはじめとした多くの日本企業が、石炭、鉄鉱石、天然ガスなどの鉱山開発への投資、技術援助、利権獲得を行っている。
1990年代以降は中国企業の投資も増加し、中国への輸出額も急速に増加している。
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