天然ガス
特徴
とにかくクリーンなエネルギー。
- 二酸化炭素排出量が少ない
- 大気汚染物質が少ない
のが特徴。
そのため、先進国、特にヨーロッパで人気がある。
天然ガスとLNG
- 天然ガス:気体
- LNG:液体
LNGは、天然ガスを冷やして液体にしたもの。温度は約マイナス162度。
LNGにすると体積が600分の1になるので、輸送に便利。
利用
- 発電用
- 産業用
- 家庭用
などの用途がある。発電は火力発電の燃料となる。
発電用、家庭用が多いことがわかる。
(エネルギー白書2024)
生産
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
- 米国
- ロシア
の存在感が大きい。
米国はシェール革命により、20年で生産量が倍になった。
ロシアは、豊富な天然ガスをヨーロッパに輸出していたが、ウクライナ戦争の発生により輸出は減少した。
消費
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
- 米・中・露などの大国
- 日本・韓国
- 欧州
で消費量が多い。
特に、ヨーロッパでは、脱炭素の観点から天然ガスの利用が進んでいる。
流通
輸送形態
- パイプライン
- LNG船
の二通りの輸送方法がある。
- 陸上:パイプライン
- 海上:LNG船
のように使い分けられている。
日本は全量をLNGで輸入している。
(wikimedia commons)(wikimedia commons)
貿易
輸出
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
米国の輸出が多く、主に東アジアに輸出されている。
また、自国での消費が少ない
- ノルウェー
- オーストラリア
が輸出上位に入ってくる。
輸入
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
日本が意外と上位にくる。これは、自国で天然ガスを産出せず、脱炭素のために利用が増えているため。
同様に、天然ガスを産出しない韓国も輸入上位に入ってくる。
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