頁岩に含まれる石油を、シェールオイルという。
かつては採掘が難しく、利用されなかったが、2000年代後半、シェールオイルを安価に採掘できるようになった(シェール革命)ことで、爆発的に開発が進んだ。
また、同様に頁岩に含まれる天然ガス成分をシェールガスという。

シェールオイルは採掘に多額の費用がかかるため、存在は知られていたものの商業的に採掘されることはなかった。
ところが、2000年代後半以降、
により、シェールオイル採掘で採算がとれるようになった。これを、シェール革命という。
その結果、特に米国でシェールオイルの採掘が爆発的に広まり、米国の石油・天然ガスの産出量は急増した。
(出典:ETA統計、資源エネルギー庁)
シェールオイルと言えばアメリカ。
具体的には、以下の地域で採掘が盛ん。
特にテキサス州は注目。
(資源エネルギー庁、米国エネルギー省情報局(EIA)「Drilling Productivity Report」2015年)
シェールオイル・シェールガスは、そうはいってもやっぱり採掘コストが高い。
したがって、少しでも原油価格が下がると、すぐ赤字になってしまう。
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