石炭
特徴
- 安い
- 環境に悪い
- 偏在性が低い(世界中どこでもある)
ことが特徴。
安いため途上国でよく使われる。
また、温室効果ガスや大気汚染物質の排出が多いため、先進国では敬遠されている。
環境対策が不十分な途上国では深刻な大気汚染を引き起こしている。
大気汚染でかすむタージ・マハル、(wikimedia commons)
また、世界中わりとどこでも存在する。日本でもかつては大量に採れていた。
利用
- 発電用
- 製鉄用
の主に2つの用途がある。
7割弱が火力発電の燃料として、1割強が鉄鋼業の製鉄原料(コークス)として用いられる。
生産
- 中国
- インド
- インドネシア
が多い。
中国が圧倒的。
消費
- 中国
- インド
が多い。
中国が世界の半分以上の石炭を消費している。
貿易
輸出
- インドネシア
- オーストラリア
- ロシア
この三カ国を覚えよう。
- インドネシア:発電用の低品質な石炭
- オーストラリア:製鉄用の高品質な石炭
というイメージ。
輸入
- 中国
- インド
- 日本
が多い。
中国がすごい。あんなに生産しているのに輸入も世界一になっている。
インドは近年の経済成長によって消費量が急増している。
日本や韓国は、鉄鋼業が盛んで、自国で石炭がとれないため輸入で上位に来る。
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