温室効果ガス
温室効果ガス
温室効果をもつ気体の総称。
- 二酸化炭素(CO₂)
- メタン(CH₄)
などが主な温室効果ガスとされる。
温室効果ガスが増えすぎたことで、気温が上がりすぎて地球温暖化が起こっている。
温室効果
温室効果とは、平たく言うと地球を温める効果。
地表から宇宙に向かって放射される熱を吸収し、地表を再び温める効果のこと。
地表から熱が逃げすぎるのを防いでおり、温室効果が無ければ地球の平均気温は-20℃ほどになってしまうと推計されている。
しかし、近年は温室効果ガスの増加によって温室効果が強くなりすぎ、地球温暖化を招いているとされる。
主な温室効果ガス
種類
主な温室効果ガスには、以下のようなものがある。
- 二酸化炭素(CO₂)
- メタン(CH₄)
二酸化炭素(CO₂)はもっとも有名な温室効果ガスで、大気中の量も多いため全体としては強力な温室効果ガスといえる。
メタン(CH₄)は二酸化炭素の20倍の温室効果がある強力な温室効果ガス。しかし大気中の量はそれほど多くないため、全体でみると二酸化炭素より温室効果は弱い。
主に牛のゲップによって大気中に放出されるため、これを抑制すべくさまざまな研究がなされている。
温室効果ガスの寄与度
産業革命以降、さまざまな温室効果ガスが排出されてきた。
地球温暖化への寄与度は二酸化炭素が最も大きく、次にメタンが大きい。
(IPCC第四次評価報告書より)
補足~水蒸気の温室効果
実は水蒸気には強烈な温室効果があり、地球全体の温室効果に与える影響は二酸化炭素よりも大きい。
しかし、水蒸気の量は自然的要因で決まるもので、人為的影響は小さいため、普通は温室効果ガスとして取り上げられることはない。
タグ
# CO2
# メタン
# 二酸化炭素
# 地球温暖化
# 温室効果
# 温室効果ガス