古期造山帯
古期造山帯
古生代~中生代に造山運動を受けた地域。要はかつての山脈や火山帯。
地形
比較的低く、なだらかな山地。
比較的長期間浸食を受けていることによる。
(ウラル山脈)
但し、天山山脈やアルタイ山脈は、古期造山帯であるが新生代以降の造山運動の影響を受けているため、標高が高く峻険な山脈となっている。
資源
石炭を多く産出する。
とはいえ、石炭の分布と古期造山帯の連関はあまり強くないので目安程度に。
分布の覚え方
古期造山帯の分布は丸暗記した方が速い。
主要な山地・山脈の名前と場所をしっかり押さえよう。
(ちとにとせさんより)
有名な古期造山帯
最低でもここに挙げたものは名前と位置を完璧に覚えておこう。
アパラチア山脈
アメリカ合衆国東部の山脈。
アパラチア炭田を擁し、石炭をよく産出する。
ウラル山脈
東経60度に沿って伸びる山脈。
ヨーロッパロシアとシベリアの境界となっている。
石炭の産出は少ない。
グレートディバイディング山脈
オーストラリア東部の山脈。
ドラケンスバーグ山脈
南アフリカ共和国の南東部に伸びる山脈。
石炭の産出量が多い。
天山山脈
タリム盆地の北縁を成す。 古期造山帯だが、インド亜大陸の衝突により隆起し、標高が高く峻険。
アルタイ山脈
ジュンガル盆地の北縁を成し、モンゴル高原へとつながる。
天山山脈と同じく、インド亜大陸の衝突により隆起し、標高が高く峻険。
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