高2の秋、ここから本気を出せ!
どうも、フジです。
今回は高校2年生へ向けた記事。
テーマはズバリ「そろそろ受験勉強を始めようぜ」というお話です。
高校2年生の秋、受験なんてまだまだ先のことだと思っている人は少なくないでしょう。まあ確かに、共通テストや二次試験までまだ1年以上あるわけですから、そう感じるのも自然です。でもね、ここからの時間って本当にあっという間に過ぎてしまうんです。気づいた時にはもう手遅れで「もっと早くから始めておけば…」と後悔する人、毎年たくさんいるんです。そんなの嫌じゃないですか?
受験勉強は、早く始めた者勝ち。だからこそ、この秋のタイミングで気持ちを切り替えて「本腰を入れるぞ」と決めてしまうのが大切なんです。今回は、その第一歩をどう踏み出せばいいのか、私なりのアドバイスをお伝えします。
受験勉強は生活習慣から始まる
「受験勉強を頑張るって言ったって、何から始めればいいのかわからない」という声をよく聞きます。教科書を広げればいいのか、過去問を解けばいいのか、参考書を買えばいいのか…。確かに人によって答えは違いますが、私がまず勧めたいのは「生活習慣を整えること」です。
効率の良い勉強は、きちんとした生活習慣があってこそ。朝起きて、朝食を食べ、学校へ行き、帰宅したら勉強や復習に取り組み、夜はしっかり睡眠を取る。このリズムが安定していない状態で、「さあ毎日5時間勉強だ!」なんて言っても、続くはずがありません。
特にありがちな落とし穴は「夜更かし」ですね。深夜までスマホを触ってしまって、翌朝ギリギリに起きる。朝ごはんを抜いて学校に行き、1日中ぼんやりしてしまう。これでは勉強するための体力も気力も奪われてしまいます。まずは夜寝る時間、朝起きる時間を安定させること。これが本当の意味での「受験勉強のスタートライン」なんです。
もちろん「形から入ると、それだけで満足してしまうから、まずは勉強すべきだ」という意見も理解できます。でも私の経験上、土台がグラグラのままでは努力を積み上げても途中で崩れやすいんですよ。勉強を継続できる環境を整えること、これを最優先に考えてほしいと思います。
最初に取り組むべきは「暗記系」
生活習慣が整ってきたら、次は実際の勉強。
ここでいきなり「毎日6時間!」なんて決めてしまうと、たいていは数日で息切れします。だから最初は、2〜3時間程度でも十分です。大切なのは「無理なく続けられる形を作ること」に他なりません。少しずつ勉強時間を増やしながら慣れていくのが理想ですね。
何をやればいいのかですが、私は「暗記系」から始めることを強くオススメします。
理由はシンプル。
成果が出るのが早いからです。
例えば英単語。1ヶ月間、毎日コツコツ暗記を続けてみてください。1ヶ月後には「うわ、英文がスラスラ読めるようになってる!」と自分の成長を実感できるはずです。古文単語でも同じことが言えますし、文系なら世界史や地理、理系なら生物の用語なども、暗記量がそのまま点数に反映される科目です。
初期において重要になってくるのは、この「努力が結果に直結する」という体験を早めに積むことなんです。人間は成果を実感できないと、なかなか続けられません。でも暗記なら、やった分だけ伸びる。テストの点数にも現れる。そうやって「やればできるじゃん」という感覚を積み重ねることで、勉強自体が習慣化していきます。
なぜ「高2の秋」なのか
では改めて、「なぜ高2の秋に始めることが意味を持つのか」を考えてみましょう。
多くの人は「高3になったら本気を出す(自然と本気になるはず)」と考えています。けれども実際はそう都合よくいくものではありません。
高3の春はクラス替えや新学期のバタバタもありますし、部活を続けている人は夏の引退まで練習が優先になりがちです。どうしても勉強にフルコミットできるのは遅くなってしまうんです。
さらに、高3になると模試の数が一気に増えます。毎月のように模試を受け、その判定に一喜一憂する。その中でゼロから基礎固めを始めようとしても、周りはすでに走り出している。心理的にも「遅れている」という焦りが強まり、空回りしやすい状況になります。
だからこそ、高2の秋に少しずつでも準備を始めておく意味が大きいわけです。この時期なら模試の結果に振り回されることもなく、純粋に基礎力の積み上げに集中できる。早めに勉強を習慣化しておけば、いざ高3の夏に部活を引退した時点で、一気に加速できる体制が整います。
要するに、高2の秋は「土台を固める最後の余裕期間」なんですね。ここでスタートを切れるかどうかが、高3になってから余裕を持って受験勉強に臨めるか、常に追われる感覚のままに本番を迎えるか、その分かれ道になるんです。私は、高2の秋こそ「一歩先んじるためのラストチャンス」だと思っています。
さあ、勉強を始めましょう!
というわけで今回は以上。









