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超意外!こんな事業もやってるの?!アシックス編


その他
2024年9月9日

(サムネイルは2022年度インターハイ陸上競技会場にて著者が撮影)

皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)

今回はアシックスについてお話しします。

アシックスの簡単な歴史


まず、アシックスの歴史について簡単にお話しします。アシックスは1949年、鬼塚喜八郎(おにつか きはちろ)によって鬼塚株式会社として神戸市で創業されました。

創業当初は、戦後の日本の若者を元気づけ、スポーツによる健全な青少年の育成を目的に企業活動を始めました。

1960年代には、シューズのデザインと技術が進化しました。1964年の東京オリンピックでは、このシューズを履いた選手たちが多くのメダルを獲得し、ブランドの知名度が一気に世界規模に広がりました。

(1964年東京オリンピックの様子)

(引用元はこちら)

また、この時期にはアメリカやヨーロッパなどでの販売も開始され、アシックスは世界中のアスリートに愛されるブランドへと成長していきました。

1977年には、オニツカ株式会社、株式会社ジィティオ、ジェレンク株式会社の3社が対等合併し、アシックス株式会社が誕生しました。

この社名のアシックスは古代ローマの風刺作家ユベナリスの「Anima Sana In Corpore Sano」という言葉の頭文字からきており意味は「(もし神に祈るならば)健全な身体に健全な精神があれかしと祈る(べきだ)」です。

この意味は創業当時の理念を体現するものになっています。

その後もアシックスは様々なスポーツシューズの開発に力を入れ、現在に至るまで、世界中で人気のあるスポーツシューズやスポーツウェアのブランドとなっています。

(アシックスの陸上用シューズ)

(2022年度インターハイ陸上競技会場にて著者が撮影)

アシックスの手掛けるヘルスケア事業


そんなアシックスが意外な事業に参入しています。それはヘルスケアです。

アシックスは、靴やウェアの開発に力を入れてきましたが、近年ではヘルスケア事業にも積極的に参入しています。

ヘルスケア事業の具体例


アシックスは、スマートフォンのアプリや専用デバイスを活用して、歩行距離や歩数、消費カロリー、心拍数などのデータをリアルタイムで解析し、ユーザーに対して適切なアドバイスを行うサービスを提供しています。

これは、走り方のフォームの改善も行えるもので、ランニングを行うユーザーが快適に、安全に、そして正しい走り方を実践できるよう開発されています。

医療分野への応用


さらに、健康維持を目的としたシューズでは、足のサポート力を強化し、正しい姿勢を維持することを目指した靴の開発や、糖尿病患者向けのフットケアシューズ、リハビリテーション患者向けのリハビリシューズなど、医療現場での使用を想定した製品も数多く開発しています。

まとめ


このように、アシックスは創業当初からの理念である「健全な身体に健全な精神があかれしと祈るべき」という考えのもと、現在でも活動を続け、医療分野やヘルスケア事業、そして正しい走り方や健康管理といった分野にも積極的に参入しています。

最後までありがとうございました。

次回はキリンHDの意外な事業について特集するのでお楽しみに!

この記事の著者

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くま吉

トヨタ自動車→N高→近畿大学 クルマが大好きです!自動車や政治のことなどわかりやすく描いていきます!