(サムネイルはChatGPTにて生成)
皆さんこんにちは。久しぶりですが今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)
今回はSONYの買収!?で話題のカドカワについてお話しします。
カドカワの簡単な歴史
まず、カドカワの簡単な歴史から話していきます。カドカワは1945年、創業者の角川源義によって角川書店として設立されました。
戦後の混乱期にありながら、質の高い文学作品の出版を目指し、角川書店は日本文学の普及に大きく貢献しました。
その後、カドカワは映画事業に進出し、出版と映像の融合など実現します。
そして書籍、映画、音楽、テレビといった様々なメディアに参入し、日本のメディア業界で非常に大きな会社へと発展しました。
また2014年にカドカワは動画配信プラットフォーム「ニコニコ動画」を運営するドワンゴと経営統合し、カドカワ・ドワンゴとして新たなスタートを切りました。
その後、2019年にはカドカワ株式会社に社名を変更し、再びカドカワの名前が復活しました。
東京オリンピックでは一部の汚職事件が問題になりましたが、現在も日本でトップクラスの出版社として活躍しています。
そんなカドカワですが超意外な事業に参入しています。

(カドカワの書籍イメージ図)
(ChatGPTにて生成)
カドカワが参入する超意外な事業
カドカワが参入する超意外な事業それは教育事業です。
カドカワは2016年にN高等学校を設立し、カドカワとドワンゴの2社が共同で通信制高校をスタートさせました。
この学校はオンラインを軸とした学習システムを採用しており、全国どこからでもインターネットを活用して学習することができます。
また、通信制高校でありながら、全日制の高校と同じ高校卒業資格を取得することが可能です。
N高等学校はその後、S高等学校をグループに加え、2025年からはR高等学校も新たに加わることが決定しています。
現在、N高等学校は日本一学生数の多い高校となっており、2024年9月には生徒数が3万人を突破しました。
これは、本当に多く生徒に支持されている証です。
著者もN高等学校に編入という形で所属していますが、非常に学びやすい環境であり、様々な経験や挑戦がしやすい学校だと感じています。
このN高グループでは、オンラインとリアルの融合も目指しており、定期的にキャンプや遠足、スクーリングなど、自由参加のイベントが開催されています。
また、インターンシップも積極的に行っており、学校からインターンシップ先を紹介してもらえる制度もあります。
(N高のキャンパス)
(N高江坂キャンパスにて著者が撮影)
まとめ
このように、カドカワは大手出版会社でありながら、教育事業にも積極的に参入しており、N高グループを通じて約3万人の生徒数を有する大きな教育事業を展開しています。
最後までありがとうございました。









