高校生に戻れるなら何をする?
どうも、フジです。
今回は「もし高校生に戻れるなら私は何をするか」というテーマ。もちろん受験勉強の話ってのが前提で、「あの時こうしとけばよかったなあ」というやつをいくつか捻り出してみました。現役高校生のみなさんの参考になれば嬉しいです。
共通テスト対策は12月頭から始める
まず最初に思い浮かぶのは間違いなくこれ、「共通テスト対策をもっと早めに始めておけばよかった」です。
これは過去の記事で何度も言っていますが、私は年明けからの対策、つまり対策期間2週間弱で共通テスト(当時の名称はセンター試験)に臨み、その短すぎる対策期間がゆえに、主に国語と数学でやらかしたという経験を持っていますので、そりゃあ真っ先に「もっと早く対策を始めていれば!」というのが出てきますよね。
当時の私が実践していた「受験勉強の主となるのは、直前期まで一貫して、演習ではなく基礎固め」、これは間違っていなかったと思います。ただ、演習を軽視しすぎていた…。
「過去問演習をして、そこで間違えた問題を参考書に立ち返って確認し、二度と間違えることのないようにインプットする」という勉強法は、確かに必要なことではありますが、これを受験勉強の主軸に持ってくるとなるとそれは明らかに非効率。
「網羅的な参考書を用意して、その全範囲を俯瞰、自分に足りてない部分を洗い出し、ひとつずつ着実に潰していく」という勉強法(先述の勉強法とは真逆)をベースに、プラスアルファで過去問演習を行うというのが間違いなくベストであることを前提に、この過去問演習に割く時間を早い段階から設けておくべきだったという反省です。
理由は単純、「共テの問題形式に慣れる」「高得点を取るためのコツや感覚を掴む」というのに、ある程度の時間がかかるからですね。
リスニングの練習は高1からやっておく
2つ目は「リスニングの練習も早いうちに始めておくべきだった」です。
私がリスニングの練習を始めたのは高校3年生になってから。東大の過去問や東大模試の過去問、あとは鉄緑会が出している東大形式のリスニング教材を使って、毎朝30分かけてリスニングの練習をしていました。
今はどうだか知りませんが、私が受験した当時の東大は、センター試験のリスニングの点数が完全にノーカウントで、その代わりに二次試験の英語で、120点満点中30点分のリスニング問題を課されるという仕様になっていたんですよね。30点分ですよ。めちゃくちゃデカいです。「東大入試では900点満点のセンター試験が110点に圧縮される」ことを思うと「リスニングで30点ももらえるの!?」という気持ちになりますよね。だから当然、めちゃくちゃ頑張ってリスニング対策をしたんです。当時の私は「高3の春から始める俺、偉いぞ、丸1年頑張れば30点満点もかたいぜ!」と思っていましたね。
んで、「普通に問題を解く」「細部まできちんと聞き取れるまで繰り返し聞く」「シャドーイング」を2セット、これを毎朝丁寧にこなしてから学校に行くというのを1年間続けた結果、見事本番30点中16点。目指していた30点とはかけ離れた点数であり、なんならこれ、高3の夏秋に受けた東大模試よりも悪い…。
もっと早くから始めておけばよかったと思いましたね。リスニングの練習方法に問題があったとは思っていないからこそ、このような形の反省になっているわけですが、もし仮に練習方法に問題があったのだとしても、もっと早くから始めておけばその問題に気付いて修正することができていたのかなっていう。
というわけで今回も私の体験談。
参考になっていれば幸いです。




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