第二次世界大戦
概要
ドイツなどのファシズム諸国、「枢軸国」 とイギリス、アメリカなどの 「連合国」 の戦い、第二次世界大戦のお話です。
ソ連は連合国→枢軸国→連合国と手を組む相手を変えていきました。
まとめ→大戦
時代
1938年〜1945年
場所
詳細
開戦
ナチスドイツは1938年、オーストリアを併合し、ズデーデン地方の割譲を要求します。
イギリスは宥和政策をとったため、イギリスを除いた四カ国によるミュンヘン会議が開かれます。
これが認められるとチェコスロバキアを解体、次々と周辺諸国を併合、解体してゆきます。
当初連合国側についていたソ連と39年に独ソ不可侵条約を結ぶと、ポーランド侵攻を開始し、これにより第二次世界大戦が勃発します。
経過
ポーランドが敗北すると、ソ連はフィンランドに宣戦します。
フランスへの侵攻も成功し、第三共和制が崩壊、ヴィシー政府が統治します。
しかしド=ゴールなど降伏を拒否する人々がロンドンに亡命政府を立てたり、レジスタンスが国内で立ち上がったりしました。
イギリスではチャーチルが首相となります。
独ソ戦
一時は手を組んだ独ソですが、次第に領土争いにより緊張が生まれます。
ソ連はそれに備え日ソ中立条約を結ぶなどします。
41年、ついに独ソ戦が始まります。
短期戦を見込み開戦したドイツでしたが算段が崩れ、人種差別主義の強制など残酷な支配に走るようになります。
太平洋戦争
ドイツと手を組んでいた日本は、太平洋地域の征服による「大東亜共栄圏」を唱えアメリカやイギリスに宣戦、真珠湾攻撃により開戦します。
しかしミッドウェー大戦で大敗すると戦争の主導権を失います。
終結
ソ連がスターリングラードの戦いでドイツを大敗させると、43年、イタリアが無条件降伏を申し出ます。
テヘラン会談により協議され、ノルマンディーに連合国が上陸すると奪還に成功、ヤルタ会談で戦後処理などが定められると、45年にドイツは無条件降伏します。
43年に発表されたカイロ宣言により基本方針を発表された日本も、沖縄戦を経て原爆を投下され、45年8月のポツダム宣言の受諾により降伏し、連合国側の勝利で世界大戦は幕を閉じます。
戦敗国の処遇は一次大戦よりもさらに厳しいものとなりました。