スペイン内戦
概要
スペインで起こった、政府(人民戦線派・左派)とフランコ将軍の率いる右派の対立した内戦。
政府側には義勇軍が付き、フランコ将軍側にはファシズム諸国(ドイツ、イタリア)がついたため国際代理戦争の様相を呈した。
イギリス・フランスは不干渉政策をとった。
まとめ→大戦
時代
1936年〜1936年
詳細
30年代のスペインでは、国王が退位し共和政に移行して、左右の政治対立が続いていました。
そんな中36年の総選挙で、人民戦線派(左派)が勝利し、それに対してフランコ将軍は反乱を起こします。
この反乱は国を二分する内戦へと発展し、政府、フランコともに海外に救援を求めます。
イギリス・フランスは戦争の拡大を嫌がり不干渉政策をとった一方、ファシズム諸国からの亡命者や知識人などが国際義勇軍を形成して政府側を支援していました。
しかしフランコ側にドイツ・イタリアのファシズム諸国が公然と付き、39年に勝利しました。
ファシズムとの戦い、という面で第二次世界大戦の前哨戦と見ることができます。
他にも、国際義勇兵にはフランスのアンドレ=マルロー、アメリカのヘミングウェイ、イギリスのジョージ=オーウェルなどの著名な作家が参加するなど、芸術家への・からの影響力の大きな戦いとなりました。
帰属
Tony Hisgett from Birmingham, UK, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
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