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ロシアの農業

盛んな農業

農業は非常に盛んで、

  • 小麦(世界3位)
  • じゃがいも(世界4位)
  • とうもろこし(世界10位)
  • ライ麦(世界3位)
  • ひまわり(世界1位)
  • てんさい(世界1位)

など、世界上位の作物も多い。

作物と農業地域

南部の黒土地帯では、小麦やひまわりが生産されている。

東ヨーロッパ平原は寒いので、ライ麦やじゃがいもの栽培に適している。大都市が多いため野菜の生産も多い。

北部のツンドラ気候地域では、トナカイの遊牧が行われている。

シベリアでは永久凍土とタイガが広がり、農業に向かないので林業が中心産業となっている。

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ダーチャ

ロシアでは、約8割の人が菜園付き別荘を持っている。

この菜園付きの別荘をダーチャといい、ダーチャの農業生産量はバカにならない。ロシアのジャガイモの約9割がダーチャで生産されているという報告もある。

ソ連崩壊後の社会の混乱のなか、ロシア人がなんとか食いつないでいけたのはダーチャのおかげともいわれる。

sTipica_piccola_casa_dacia_di_epoca_sovietica_a_Tichoreck,_in_Russia__Typical_small_soviet_house_dacha_in_Tichoreck,_Russia.jpg (wikimedia commons)

農業体制の変化

ソ連時代

社会主義思想の下、個人の土地所有を認めず、

  • コルホーズ(集団農場)
  • ソフホーズ(国営農場)

を設立し、農業の集団化が進められた。

そのため、20世紀初頭の段階では、機械化が他の国より早く進み、生産性の向上に貢献した。

一方で、個人の努力が報われにくいため労働意欲が低下し、ソ連末期には生産性が低下する要因となった。

農業生産力は低下し、ソ連末期には世界有数の穀物輸入国となってしまった。

ソ連崩壊後

ソ連崩壊後、農場は個人所有となり、自作農や民間の農業企業があらわれ、企業的穀物農業を行うようになった。

野菜や果物などは、ダーチャによる生産が重要な役割を担っていた。

現在

現在では、生産性が高まり小麦の主要輸出国になるまでになった。

とはいっても、非効率なダーチャの生産が多いこともあって、国全体でみると農業生産性は高くない。

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