ツンドラ気候
定義
最暖月平均気温が0℃以上10℃未満
特徴
蘚苔類や地衣類に覆われた植生(ツンドラ)の地域である。酸性度の高いツンドラ土が分布する。トナカイの遊牧などが行われている。北欧ではサーミ人、北米ではイヌイットと呼ばれる民族が少数暮らしているが、資源が採れる場所を除いて基本的に人はほとんど住んでいない。
最暖月平均気温によってのみ決まるので、冬季の気温が非常に低いとは限らないことに注意されたい。
成因
緯度の高さ、あるいは高度の高さによって温度が上がりにくい。
雨温図
最暖月平均気温に注目すれば判別できる。
※ 1951年-2000年のデータを参考に作成
分布図
高緯度帯や高山に分布する。高山は、高山気候(H気候)に分類されることもある。 ※ 1990年-2020年の平均値、気象庁のデータベースから作成
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