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小麦

特徴

  • 国際取引量が多い
  • 商業的・企業的栽培が多い(自給的栽培もある)
  • 肥沃な土地を好む
  • 冷涼・少雨の気候を好む

生産

生産上位国

  • 人口の多い中国・インド
  • 商業的・企業的栽培の欧米諸国

で多い。

s小麦生産.jpg (データブック・オブ・ザ・ワールド)

生産形態

小麦の生産にはざっくり分けると2種類の性格があります。アジア的な自給的生産と、欧米的な商業的・企業的栽培です。

自給的生産

  • 中国
  • インド

などのアジアで多く、家族経営の零細農家が、自家消費のために作るイメージ。

詳しくは集約的畑作農業を参照。

商業的・企業的生産

  • ヨーロッパ
  • 中央アジア
  • 新大陸

で多い。

超広い土地を機械で豪快に耕し、収穫しているようなイメージ。

コンバイン2.jpg

  • 西ヨーロッパ:混合農業(フランスなど)
  • 新大陸・東欧~中央アジア:企業的穀物農業

で栽培されている。

  • プレーリー(米国・カナダ)
  • チェルノーゼム(ウクライナ~カザフスタン)

などが、企業的栽培で有名。

消費

食用が中心で、飼料用、工業用は少ない。

また、アジアなどでも、食生活の欧米化により小麦消費量が増加傾向にある。

流通

小麦は、全生産量の2割が貿易されている。

輸出

企業的穀物農業が中心の国で輸出が多い。

特に、人口が少なく国内消費量の少ない

  • オーストラリア
  • アルゼンチン
  • ウクライナ

が輸出上位に来ることに注目。

s小麦輸出.jpg (データブック・オブ・ザ・ワールド)

輸入

人口が多すぎて国内生産が追いつかない国で輸入が多い。

  • 中国(人口多い)
  • 中東諸国(乾燥し農業に向かない)

他にも、インドネシアは、食生活の欧米化により、パンやインスタント麺の需要が急増。輸入量が多くなっている。

s小麦輸入.jpg (データブック・オブ・ザ・ワールド)

補足~冬小麦と春小麦

小麦は栽培時期によって二種類に分けられます。冬小麦と春小麦です。

この冬とか春とかは播種期のことを指していて、要は冬に種を蒔くか春に種を蒔くかの違いです。

小麦は発芽するために一定期間低温状態に置かれる必要があります。そのため小麦は秋から冬に種を蒔き、冬の低温にさらすことで発芽させているのです。これが冬小麦です。

一方、カナダなどの寒冷地では、秋~冬に種を蒔くと寒すぎて冬を越せないという事態が起こります。このため、仕方なく春に種を蒔き、夏に育てて秋に収穫しているのです。

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企業的穀物農業
秦嶺ー淮河線
ロシアの農業
オーストラリアの農業
集約的畑作農業