カザフスタン
だいたいのイメージ
資源大国でそこそこ豊かな国。
エネルギー資源が豊富で、特にウランが多いのは特徴的。
とりあえず、資源のことを覚えておけばよい。あとはロシアのロケットを打ち上げるバイコヌール宇宙基地がある程度。
近年は、資源の確保をもくろむ中国との関係強化がみられる。
経済
資源の輸出に頼る経済。
一人当たりGNIは約10000ドルで、中所得国。平均年収が100万円くらい。
資源
の3点セットに加え、
までとれる。
エネルギー資源大国で、経済の柱になっている。
特にウランの産出量は圧倒的世界一。
(データブック・オブ・ザ・ワールド)
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
略史
もともとはスルタンが治めるようなイスラム教国だったが、19世紀にロシア帝国に併合された。
ロシア革命後もソ連の一部となり、大規模な農業開発を行うためロシア人が大量に入植した。
1991年、ソ連崩壊とともに独立した。
民族・宗教
もともと住んでいたカザフ人と、ロシア領になってから入植したロシア人が多い。
- カザフ人ーイスラム教
- ロシア人ーキリスト教
という感じ。
政治
政権は比較的安定しているが、民主的とは言い難い。
対中関係の強化
カザフスタンは、近年中国との関係を強化している。
カザフスタンは中国の隣の国で、天然資源も豊富なので、中国は天然資源を確保する目的もあり関係を強化している。
一帯一路に参加しており、中国からの直接投資も増加している。
環境問題
カザフスタンはアラル海の北側に面しており、アラル海の縮小の影響を受けている。
北側の小アラル海と、それに注ぐシルダリアはほとんどカザフスタン領内なので、小アラル海の回復事業は比較的順調に進んでおり、小アラル海は近年拡大傾向にある。
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