「通い婚」をマスターすれば読解が深まるよ〜(*´∀`*)♪
貴族の婚姻形態をマスターしにかかりましょう♪
●妻問婚(1:00)と婿入婚(1:20)について
現在は独立婚(0:44)が多い!のに対して、平安時代は、妻問婚と婿入婚の形態が多い!
妻問婚は、文字通り、男が女のもとへ通うということです♪
となれば「通う」の単語の主語は基本、男が女のもとに!になります♪
読解でつこて〜♪
また、妻問婚にしても、婿入婚にしても、妻方の家族が力を持ちます(1:50)
生まれてくる子供のためにも、自分の出世や財産獲得のためにも、女性のパパが重要!(2:43)
「結婚の決め手は?」「顔!」「性格!」ではなく、「相手のパパ!」ということも( ´艸`)♪
ここから、外戚政策にもつながります。
☆【源氏物語で確認】
光と頭中将が共に、通い婚形態であること(3:03) を確認しておいて下さい!
また、外戚政策の理解は平安文学では必須!ここも確認を(4:40 )♪
平安時代はパパの身分により入内後のランクも変動するし、パパの財産を受け継ぐため、
パパが生きてるかどうかはとても重要(5:36)!娘の人生に大いに影響してきます♪
ここを知っておくと、物語が理解しやすくなるよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(*´∀`*)♪
もっとも、エリート貴族なんかは、パパに頼らなくても、家を提供できたりしました(6:19)。
一夫多妻制というとなんか「ええやん!」と思いがちですが、盤石な経済力がないと、なかなか好きには、、、
☆【源氏物語で確認(7:00)】
●一夫多妻制(7:44) 正妻か、正妻以外か
通い婚では、他の女性とところに通いやすい!別居のなせるわざですね♪
そら前回の動画008でやったように、物忌みも方違えも、方便として用いるわ〜ということになります( ´艸`)♪
対して、婿入婚の場合はプレッシャーが、、、まぁ別に、、、他の女性がいればの話やけど♪
基本は公平ですが、やはり「正妻」か「そうでないか」の違いは意識されるもの。
ここでは、妾や側女、側室、愛妾、2号などの呼び方(9:05)を知っておきましょう!小説や映画でも出てくるし♪
●上流貴族の中流・下流女性に対する扱い(9:50)
上記のように、平安時代の婚姻は、個人と個人がラブだから♡というよりも、家族を大いに巻き込むものになります。
となると、そんな重いのより、ライトな、、、ね♪ちゅちゅだけしたいね♪みたいなこともしばしば。
庇護を受けなばならない中流・下流女性の扱いはひどいものでした(10:49)。
☆『源氏物語で確認(11:34)』
上流貴族、藤原道長の召人(9:59)と言われている『源氏物語』の作者、紫式部も、色々なメッセージを込めたに違いありません(13:02)♪
詳しくは大塚ひかり『源氏物語の教え』〜もし紫式部があなたの家庭教師だったら〜(ちくまプリマー新書)を♪
●子供に託すもの(13:35)
娘には(14:10)
息子には(14:20)
●平安時代の 離婚について(14:48)
基本通ってこなくなった離婚!用語としては、離る(かる)・夜離れ(よがれ)・去る・床去り
なんかがあります。
離婚事由の子供ができない…これも頭に入れておいて下さい。
●まとめ
婚姻形態から、パパの重要さ、外戚へのつながり、中流・下流のお姫様の扱い等を見てきました。
人生や運命が変わるからこそ、悩んだり、不安になったり…だからこそ共感を生み、文学にも!
なら、やっぱり理解しとな〜〜〜〜〜〜〜〜〜(*´∀`*)♪ファイト〜♪
◆チェックタイム〜入試問題を用いて〜(16:04)
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