えっ?かなりマイナーすぎん?
そやろ!!だからこそ、やろ(*´∀`*)♪
○われから・みるめ(3:31)について
和歌の修辞法の1つに「掛詞」というものがあります♪
掛詞とは同音異議を利用して、1つの語に2つ以上の意味を持たせるもの(0:14)(*´∀`*)♪
ただのダジャレじゃなく、イメージの共有がされているところが奥深み〜〜〜〜♪
「ながめ」ならば、「長雨」と「眺め(もの思い)」あめが降ると好きな人に会いにくい…あの人はどうしているかしら…
もの思い(好きな人を思うこと)にふけてしまうわ♪( ´艸`)♪みたいに!
でもね、「われから(0:27)」たまに出てくるよね?でも意味わからんよね?やっとこ〜♪
1つは甲殻類の生物(0:38)、1つは「自分が原因で(0:50)」そしてイメージ(1:04)は、「自ら破滅へ(1:12)」( ´艸`)♪
いや〜〜〜〜〜これはなかなかうまい!
そして、「割れ殻」が甲殻類ゆえに、海藻(1:40)や、海士と親和的です!何なら、これまた和歌の修辞法である序詞(2:05)になりやすい!
用いられ方とともに、セットでマスターしときましょう♪
例①(2:28)例②(2:57)
そしたら、夕顔後半における、夕顔「海士の子やし名前はちょっと…」光「われからやしな」のオシャレさが何となく理解できるよ〜(5:01)
えっ?いらん?( ´艸`)♪そんなん言わんと〜♪もう1つ賢くなって世界を広げとこ〜♪「みるめ(3:31)」
うん!うん!これも掛詞として出てきたとき「みるめ?」「は?」やろ?
1つは海藻である「海松布(3:37)」もう1つは「見る目(逢う機会・見た目・人の目(3:50))」そしてイメージは「変わらずに想ってるしあおう!(4:11)」
いや〜〜〜〜これも、なかなか巧み!!!これも、海藻やら海、海士のような言葉と親和的♪次の5帖若紫前半でも出てくるよ〜♪(*´∀`*)♪
○源融(みなもとのとおる)について(5:42)
光のモデルの1人やで(5:58)(6:53)(*´∀`*)♪百人一首14番の人(7:49)やし!「河原院(10:53)」有名で、後に光が建てる「六条院」のモデルになってるしな♪
でもな、藤原基経(ふじわらののもとつね)(8:05)の勢いがありすぎて、日本史ではメジャーになれず…でも文化界では有名な人やねん。
すごい人やねん…で。
基経と融のエピソード①(8:58)
基経と融のエピソード②(9:26)
【ここ、臣籍降下からの復活を「光孝天皇」って書いてるし、言うてるけど、「宇多天皇」!!】
河原院について(10:53)→この、藻塩焼き(11:48)!あの藤原定家も百人一首97番で藻塩焼に関しての和歌詠んでるし押さえとこ〜♪( ´艸`)♪
光と夕顔が「何某の院」に行ったでしょ(13:57)?この河原院が廃院になったのをモデルにしたんちゃうか?ともいわれています。
だってあんなに文化的繁栄を築いていたのに、廃れたら、寂しさと負のオーラから幽霊とか出そうやもんな(13:37)(15:36)♪
さて、基経に邪魔され、フジワラが全盛期になるこの時代!融ちゃんや河原院はちょい変な形で度々取り上げられます。代表的な作品を♪
・『今昔物語集』宇多法皇と融:河原院をめぐって(16:03)
・『江談抄』宇多法皇と京極御息所と融(16:45)
・『今昔物語集』河原院と鬼(17:06)
・『大鏡』基経と融ちゃん(17:53)(9:26)
・『本朝神仙伝』仙人と融(18:04)→神仙思想について(14:19)
・『融』世阿弥と融(18:24)
○源氏物語1帖〜4帖のぷちまとめ!(18:59)
源氏物語は、光と「紫」にまつわる本編(19:23)と、それ以外(逸話・外伝)が入り組んだ構成になっています♪
1帖は、桐壺、藤壺、葵と紫のオンパレードなのでガッツリ本編♪
に対して、2帖〜4帖は『帚木三帖』と呼ばれ、「17歳青春!中流女性との恋物語」の外伝・逸話となっています(19:09)(19:54)。
これがわかると、複雑な話がまとまりやすくなるよ〜〜〜♪
あっ、あと、原文でも現代語訳でも、本を読む時の目安として、各帖のあつみを視覚化しておきました(20:11)♪( ´艸`)♪
○草子地について(20:36)
日記や随筆ではない、物語で、筆者がニョキッと出てくるのを草子地といいます♪
2帖冒頭の草子地は、「光さんって結構オカタイねん。実は」(21:17)
4帖最後の草子地は、「光さんの秘密!暴露したった!ダメなお口♪」(22:11)
紫式部、、、なかなかおもろい!!!!!!
◇チェックタイム〜入試問題を用いて〜(22:53)
○検索用キーワード
源氏物語でパターンを→げんぱた
微差が大差→bisagataisa
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