ここの古典常識よく入試できかれてる!
そやろ?貴族の恋愛と同じくらい重要♪(*´∀`*)♪まとめとこ〜♪
●病気について
このころ、まだ科学は未発達です。でも人間は意味不明なものが怖い。どうにか原因を作らないと。
ほな、物の怪の仕業にしよう!そうしよう!!そしたら、なんとなく安心!!!ということで、物の怪のせいになります。
ただ、「医学(0:40)」もありました。官営の医療制度ともいえる典薬寮の設置。日本最古の医学書といわれる『医心方』(1:05)もありました。
もちろん最先端の医療器具や手術技術があったわけではなく、湯治(とうじ)や薬の調合がメインとなります。あっ!お医者さんのことを、古典単語では「くすし」(0:52)!形容詞の「くすし」(意味は「不思議だ」)とは区別しつつ、覚えてくださ〜い♪
○覚えておくべき病気
今でいう風邪(1:49)もありましたが、平安時代に猛威をふるい多くの死者を出したのは天然痘(2:40)!注釈はつきますが、本文によくでるので知っておきましょう♪
「あばたもえくぼ」という言葉を知っていますか(3:21)?この天然痘と関係しています。
他にも、絵巻物の「病草子(3:40)」は平安時代の病気をポップに描いた面白さがありますよ〜♪検索してみて〜♪( ´艸`)♪
○病気→物の怪退治について
上記のように、前近代では科学の未発達ゆえに、謎と感じる現象を物の怪に帰責していました。
平安時代、仏教・陰陽道・神道と、様々な習俗が混じり合い、ブレンドされていました(4:20)。
だからこそ、物の怪の倒し方(調伏(5:09))も様々。ここでは1番代表的な加持祈禱(5:22)をば。
代表的な加持祈禱は、験者(5:40)が読経(6:09)をし、調伏しにかかります(5:09)!読める?読み大事!(*´∀`*)♪
また、一旦「よりうど」、女性や子供が多い!に物の怪を移し、物の怪を語らせ(6:58)たりする「よりまし(6:33)」という方法もあります。
護摩を炊き、お経というええ声ミュージックでプラシーボ効果。なんか、治りそう?な感じかな!!
源氏物語でも、病気の光に対してよく加持祈禱がなされます(8:43)。
○物の怪は六条姉さん(7:25)?
廃院に出てくる物の怪!よく六条姉さんの生き霊として描かれます。確かに、わからんでもない( ´艸`)♪だって、六条姉さん、後の帖で生き霊になるし。
でも、通説である「廃院にいた物の怪」説にのっかってみました♪あなたはどっち派?
○病気にまつわる古典単語(8:56)
さて、ここで一気に病気に関する古典単語もおさえておきましょう♪
・病気になる(9:18)→ゴロ:初老悩む。板割る心地(10:18)。
・苦しむ(10:34)
・心配する(10:57)
・治る(11:07)→ゴロ:怠るとタイヤさわぐ!(11:34)
●死について(11:59)
「臨終」→「死」→「火葬」→「供養」→「喪」の流れで整理していきましょう♪
○臨終(12:18) 今はの際・今の限り
○死(12:49)殯(あらき・もがり)→白装束(13:20)、北枕
○火葬(13:51)荼毘→煙(14:02)→野辺送り(14:16)
あっ!子の野辺送りに親は行かない(14:19)…と言ってますが、1帖で桐壺更衣のママは野辺送りに行ってますよ〜♪( ´艸`)♪
それほど悲しかったんやろうな…
・有名な火葬場(14:41)
鳥辺野 化野 愛宕 蓮台野
○供養(15:24)=後のわざ(15:28)
49日(15:40)について
○喪(16:35)
鈍色(16:56)→色変わる(17:25)⇆色改まる(17:33)
⭐︎『源氏物語で確認』(17:40)
○死=穢れ(17:57)
⭐︎『源氏物語で確認』(18:21)
○死ぬの言い換え表現(18:43)
・エライ人が死ぬときの表現(19:40)
◇チェックタイム〜入試問題を用いて〜(20:19)
○検索用キーワード
源氏物語でパターンを→げんぱた
微差が大差→bisagataisa
#源氏物語
#古典常識
#天然痘
#加持祈禱
#物の怪
#験者
#今はの際
#北枕
#白装束
#なななぬか
#中陰
#死出の旅路
#さらぬ別れ
#崩御