こんにちは、Harunaです!
今回は「ライオンがペット?SNSから始まった“ブーム”」というタイトルでお届けします。
“ライオンをペットにする”
日本ではなかなか想像できない話ですが、実は今、タイではライオンをペットとして飼うことがブームになっています。
きっかけは、SNSに投稿された赤ちゃんライオンのかわいい動画でした。
丸い目をして、人に甘えるような姿の赤ちゃんライオン。
その動画を見て、タイでは「ライオンって飼えるの?」「かわいい!」と話題になり、特に富裕層を中心に飼う人が急増したのです。
今回は、そんなタイのライオンブームについてご紹介していきます。
それでは早速、見ていきましょう!
タイで起きている“危険なペット問題”
飼育数はわずか2年で約4倍に
タイ国内で飼育されているライオンは、2024年時点で624頭。
これは、2022年ごろと比べると約4倍という急激な増加です。
しかも、動物園だけではなく、一般家庭でペットとして飼われているケースも多いのが特徴です。
赤ちゃんライオンの価格は約79万円、人気の白いライオンになると約240万円で取引されることもあります。
「かわいい」だけでは飼えない現実
ライオンの繁殖施設を運営するオーナーは、「かわいさだけで飼う人が増えましたが、成長すると手に負えなくなるケースが多いんです」と話しています。
赤ちゃんライオンは小さくて愛らしい存在ですが、2年ほどで成獣とほぼ変わらない大きさになり、どれだけ人に慣れていても、ライオンは本来野生の動物です。
力も強く、危険性が消えることはありません。
実際に起きた重大事故
このブームの裏で、すでに深刻な事故も起きています。
2023年10月、ペットとして飼われていたライオンが逃げ出し、11歳の子どもを襲う事件が発生しました。
子どもは重傷を負って、現場を見た人は「怖くてその夜は眠れなかった」と語っています。
被害者の祖父は、「飼い主は「かまない」と言っていました。でも家の外に出たら人をかんだ。やはり野生の本能があるんです」と話します。
家は柵で囲まれていましたが、扉は簡単に開いてしまう状態だったそうです。
法律はあるけれど、足りていない現状
タイでは2019年に「野生動物保護法」が施行され、
・ライオンの飼育は登録制
・マイクロチップの埋め込みを義務化
といったルールが作られました。
ですが、これでも専門家は「十分ではない」と指摘しています。
檻の大きさや安全性について、明確な基準がないのです。
さらに問題なのは、繁殖には許可がいらないという点です。
合法的にライオンを飼っていれば誰でも繁殖できてしまい、結果として、売買が活発になりました。
違法輸出という新たな問題
ライオンはワシントン条約によって輸出入が制限されていますが、近年、カンボジアやラオス、ミャンマーなどへの違法輸出が増えているといいます。
その背景には、「珍しい動物を飼いたい」という一部の富裕層や権力者の存在があるとも指摘されています。
SNSで見る動物の動画は、どんな動物でも可愛く見えますが、やはりどの生き物を飼うにしてもその裏側には命を扱う責任、そして当たり前に人の安全を確保しなければなりません。
「飼えるかどうか」ではなく、「飼っていいのか」「最後まで責任を持てるのか」を考えることが大切です。
最後に・まとめ
今回は「ライオンがペット?SNSから始まった“ブーム”」というタイトルでお届けしました。
ライオンをペットとして飼うブームは、日本では聞かないだけに、とてもびっくりするような出来事です。
今の時代ならではのSNSの強い影響力と、動物をめぐるルールや規制が十分に整っていない現状が浮き彫りになりました。
動物と人が安全に共存していくためには、飼う側だけでなく、私たち一人ひとりが「見る側」「知る側」として、行動や情報の受け取り方について考えていくことが大切です!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう!








