声を出せ
どうも、フジです。
今回は「暗記作業をする時には声を出せ」というお話。
皆さんは、暗記作業に「声」という音声情報を導入することで、暗記効率を格段に上げることができるのはご存じですか? まぁ、塾の自習室や図書館なんかで勉強している場合は、声なんて出せたもんじゃないとは思いますが、自宅や、それこそザワザワしたカフェなんかで勉強している時に是非実践してもらいたいなと。
私はいつもカフェで勉強していましたが、暗記作業をする時は、ボソボソとでも声を出すようにしていましたね。ボソボソボイスなら許されるくらいのザワザワ具合でした。
なぜ声を出すと良いのか
声を出すことで暗記効率がアップする理屈は至って単純です。
暗記作業に声を導入するということはつまり、普段の「文字を見る」という視覚に加えて、「声を聞く」という聴覚が使われるということ。2つの感覚が同時に使われることで、情報が脳に二重のルートで入り、それで記憶に定着しやすくなる…といった感じですね。
あとは、手を動かしながら暗記すると頭に入りやすいのと同じ理屈でも説明できるみたいです。声を出すときの唇や舌、喉などの筋肉が動きが脳の「運動野」と呼ばれる領域を刺激し、視覚や聴覚に加えて運動野も同時に活性化することで、より多くの脳領域が関わることになり情報の保持力が強まりまるってわけです。
「そんなんじゃ大差ないやろ」と思うかもしれませんが、やってみたらわかります。全然違うんで。
「文字を読み上げる」のではない
この「声を出す」というのは「テキストの文字を読み上げる」では決してありません。参考書を音読していたら何だって自然に頭に入るよ…などという、超都合のいい話ではないことに注意してください。
「声を出す」というのはズバリ、「いつも頭の中で繰り返し唱えていることを同時に声にも出そう」「いつも通りの暗記作業に、声を付け足してみてね」という、そういう話です。
このひと手間で、暗記効率が格段に上がるわけですから、冗談抜きで実践しない理由がありません。是非、他人の迷惑にならない範囲で実践してみてください。








