超意外!こんな事業もやってるの?!任天堂編
(サムネイルはChatGPTにて生成)
皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)
今回は任天堂についてお話しします。
任天堂の簡単な歴史
まず、任天堂の歴史について簡単にお話しします。任天堂は1889年、山内房治郎氏によって京都で花札やトランプなどを製造販売してきました。
そして1947年に株式会社丸福(現 任天堂)が設立されました。1950年代に山内博氏が社長に就任し、経営改革を進める中で様々な事業に挑戦しました。
しかし、大きな成功には至りませんでした。
(1950年代任天堂が手を出した様々な事業のイメージ図)
(ChatGPTにて生成)
ゲーム産業への転換
任天堂がゲーム産業に進出したのは1970年代です。電子ゲーム機産業に参入し、家庭用ゲーム機を中心に人気を獲得しました。
現在ではニンテンドースイッチなどの製品で大きな成功を収めています。
そして2021年、任天堂は新たな事業をIPを通して始めました。それがテーマパーク事業及び知的財産(IP)産業です。
テーマパークとIP産業
知的財産(IP)産業
まずIPとは何か簡単に説明すると、今回で言えば任天堂が保有する知的財産権のことです。
例えば、スーパーマリオシリーズやゼルダの伝説、どうぶつの森など、任天堂のゲームやキャラクター全てに知的財産権が含まれています。
これらの知的財産を使用して商標化する際には、任天堂に使用料を払い、許可を得る必要があります。
テーマパーク事業
2021年3月、ユニバーサル スタジオ ジャパンにオープンした「スーパーニンテンドーワールド」は、任天堂のゲームの世界を忠実に再現したテーマエリアです。
ここでは、スーパーマリオの世界やマリオカートをテーマにしたアトラクションなど、任天堂のゲームの世界にお客様が入り込んで楽しむことができます。
ユニバーサル スタジオ ジャパンは、このエリアの実現に向けて推定数十億円〜数百億円以上の金額を任天堂に支払い、任天堂も知的財産の一部使用許可を与えることで、両者にとって有益なパートナーシップを築きました。
これにより、お客様を笑顔にする新しい事業に取り組むことができたのです。
(テーマパーク事業のイメージ図)
(ChatGPTにて生成)
法務部最強伝説
任天堂と言えば、「法務部最強伝説」を聞いたことがあるかもしれません。
これは、任天堂が様々な非公式のゲームアプリ、例えば勝手にマリオのキャラクターを使ったり、ファンが作成した改造版などに対して厳しい対応を取り、賠償を勝ち取ってきた経緯があります。
これにより、任天堂のブランドイメージやブランド価値、自社の力を守るための重要な取り組みとして知られています。
こうしたことから、「任天堂最強法務部伝説」というフレーズが生まれました。
まとめ
任天堂は、ゲーム業界での成功だけでなく、テーマパーク事業や知的財産(IP)産業にも積極的に取り組んでいます。
これにより、ブランド価値を高め、ファンを楽しませる新しい方法を模索し続けています。
これからも企業理念である「独創的であること」のもと独創的でお客様が笑顔になる体験を提供してくれることでしょう。最後までありがとうございました。
次回はKDDIの意外な事業について特集するのでお楽しみに!