酷すぎ!?あの偉人の意外な一面:野口英世編
みなさん、偉人と聞くと「完璧な人」ってイメージがあると思います。お札の顔になるような人物ならなおさら、「スゴい人なんだろうな」「きっと非の打ち所がないはず」と思うのも無理はありません。
しかし、実はそんな偉人たちにも「意外すぎる一面」があったんです。
その第一弾として、今回は旧千円札にもなった野口英世さんの意外すぎる裏の顔を紹介していきます。
野口英世の意外な一面
① 渡米前に支援金を夜遊びで浪費!?
1つ目の意外な一面は「支援金での浪費」です。
23歳だった1900年、野口はアメリカで医学を学ぼうと決意し、地元・福島の人々を中心に支援金を募りました。
いまで言う「クラウドファンディング」のようなものです。そして最終的には友人や研究仲間から約600円(今の価値で300〜400万円)の寄付が集まったのです。
みんなの願いはひとつ、「野口英世さんの夢を応援したい」ということ。
しかし、野口はそのお金の多くをアメリカに渡る前の東京滞在中に、遊びで使い果たしてしまったのです!
具体的には浅草や上野の飲み屋、花街、料亭で豪遊三昧。
「人脈作りのため」と本人は言っていたそうですが、実際はただの贅沢でした。
結果、アメリカに渡る旅費すら足りなくなり、恩師や知人に泣きついて、再びお金を工面するはめになったそうです。
② 女性関係がだらしなさすぎる!?
2つ目の意外な一面は「女性関係」です。
世界を股にかける医学者として知られる野口。しかし渡米後のアメリカ・ニューヨークでの生活でも、意外な一面を見せることになります。
なんとニューヨークにて、複数の女性と同時に恋愛関係を持っていたのです!
しかも「二股、三股」程度ではなかったそうです。
また全く同じ内容のラブレターを複数人に送っていたという記録まで残っています。
中には、結婚を約束した女性との婚約を、一方的に破棄したこともあったとされています
当時のアメリカ人の知人からは「ヒデヨは信用ならない」と呆れられていたそうです。
最終的には、10歳以上年上のメリー・ロレッタ・ダージスさんと結婚しましたが、結婚後も各地で不倫の噂が絶えず、メリーは精神的に追い詰められたという話もあります。
③ 金銭感覚ゼロ!? 借金まみれの生活
野口は一流の学者として世界で活躍し、ハーバード大学から名誉博士号を授与されるなどの栄誉もありましたが、私生活では常に借金まみれだったといいます。
例えば、ニューヨークでは高級ホテルに泊まり、常に磨かれた靴、服はテイラー仕立て、チップにも惜しまず支払っていた…けれどお金はない。これらすべてを借金で賄っていたのです。
借金の相手は恩師、支援者、知人、誰でもかまわず「来月には成功して返すから!」と口約束。中には踏み倒し気味のケースもあったとされています。
彼は「貧乏人は相手にされない」「一流の学者は見た目も一流でなければ」という信念で見栄を張り続けていたようですが、さすがにやりすぎ感は否めません。
結論:完璧な人なんて、いない!
野口英世は数々の功績を残し、ノーベル賞にも何度もノミネートされた立派な人物です。だからこそ、旧千円札にもなっているわけです。
その一方で、支援金の使い込み、女性問題、借金癖といった“クズすぎる一面”も確かにありました。
この記事を読んで「野口さんひどいな」と思った方もいるかもしれませんが、完璧な人間なんていません。
偉人もまた、人間ですから。
次回は、トーマス・エジソンの意外すぎる一面を紹介していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。