こんにちは北の大学生です!
今回は「暗記教科を攻略する方法」について書いていきたいと思います。
理数系教科でも暗記が必要になりますが、難問になってくると多少その場での思考力が求められる場合があります。一方で、社会や英語、国語などの文系教科は、比較的暗記量がカギになると思います。
しかし暗記する過程が少し大変だと思っている方もいるのではないでしょうか。実際私の周りでも暗記教科に苦戦している人の話をたまに聞きます。
ではその暗記教科を楽しく、また効率よく勉強するにはどうしたらよいのでしょうか。今回はその方法について紹介したいと思います。
①自分の得意な記憶法を知る
人間には得意な記憶タイプというものが存在します。
例えば視覚、聴覚、音読、書き取りなど、様々な記憶法がありますが、人によってその得意な記憶法が異なるということです(ちなみに私の場合は音読か書き取りが得意です)。
自分の記憶タイプを知るには、様々な方法を試してみると良いです。以下に、記憶タイプ別の暗記法の例を挙げていきます。
【視覚】
・単語帳を、赤シートなど用いて眺める
・覚えたい箇所を蛍光ペンなどで強調する
・覚えたい箇所をノートなどにまとめ、壁に貼る
【聴覚】
・教科書の英語の音声を、暗唱できるくらいたくさん聞く
・聞き流し系の動画を活用する (個人的には、ここみらいチャンネルの「耳からまとめて復習」シリーズがおすすめです。ラジオ形式で、政経や倫理の内容を復習することができます!)
【音読】
・シャドーイング(先生に聞いてもらってアドバイスを貰うとより効果的)
・「サイトトランスステーション」を導入する(英文をチャンクごとに区切り、前から訳していくトレーニング方法です。詳しくは検索してみてください!)
【書き取り】
・ワークの問題をノートなどに書きながら解く
・社会科目を自分なりにノートにまとめる
自分の得意な記憶法を知ることができれば、暗記系の勉強の効率は格段に上がるでしょう。その結果、暗記科目がより楽しく勉強出来るようになるので、結果的に一石二鳥になります。
②エピソード記憶と関連付ける
主に学習で用いられる記憶法として、「エピソード記憶」と「意味記憶」というものがあります。
「エピソード記憶」は個人的な体験に基づく記憶なので、比較的記憶しやすいです。
一方「意味記憶」は、例えば「十七条の憲法は604年に聖徳太子によってつくられた」というように、個人的な体験に基づく事象の記憶ではありません。
なので、記憶するのに少し努力が必要になるものになります。
したがって「意味記憶」を「エピソード記憶」に関連付けると、より楽に暗記することができます。
では「エピソード記憶と意味記憶を関連付ける」暗記法の具体的な例を挙げていきます。
例えば…
・「fabric」という単語は、「布・生地」などと言う意味 → 消臭・芳香剤の「ファブリーズ (Febreze)」は布製品などのにおいを消す商品だったなあ → 「fabric」と「ファブリーズ」は言い回しや「布製品関連である」と言う点が似ている
・「孟子は性善説を唱えた」→「同級生のAくん、悪さばかりするけど本当は人の心がわかるいい人なんだよな。だから孟子の性善説には賛成だな」
いかがでしょうか。
このように一見暗記するのがつまらなく感じる「意味記憶」も、自分の経験に基づいた「エピソード記憶」と関連付けることで一気に暗記のハードルを下げることができるのではないでしょうか。
今回はここまでです!
暗記教科も工夫次第でハードルを下げて勉強することができます。皆さんにも、今回の記事を参考にして暗記教科をより楽しく勉強してもらえれば嬉しいなと思います。
それでは読んでいただきありがとうございました🙏








