僕が教わった先生の一人が昔よくこんなことを口にしていました。
「今の予備校業界には受験で出題されもしない裏ワザや解法を披露して生徒を集めて、もちろんその生徒たちのほとんどは受からないからまた次の年も予備校に通わせる、生徒を騙すクズ講師で溢れかえっている」と。
今は流石にそういう講師は見かけなくなり、ほぼ淘汰されたように感じますが、その代わりネット上には大学受験では出題されない、害にしかならない知識が溢れかえっています。
受験生は何が本当に必要な知識で、何が不必要な知識なのか見極める能力を試されていると自覚すべきです。
不必要な知識に踊らされている受験生はその時点で自分が無能であることに気づいていないです。
教える側の人間も、受験において何を教えるべきで、何を教えるべきでないか判断を誤ってはいけないです。
例えば高校入試前のピリピリした中学生に微分積分の魅力を教えても役に立たない。
甲子園を目指す高校球児にサッカーの魅力を伝えても害にしかならないのと同じです。
もしこれを読んでいる受験生が明日自分の志望校を受験しても余裕で受かるなら、大学に入ってから本当に学ぶべきことに今すぐ専念した方がいいです。
本当に学ぶべきこととは、人に喜ばれる技術の習得やシステムの構築、社会に貢献できる経験などです。
大学に入ってからは高校までと違い、知識を身につけることにそんなに価値はないです。知識を身につけることは、過去に誰かが発見したものをなぞるだけの作業であって、それそのものでは社会に貢献できません。
そう聞くと一見、教師はただの知識で飯を食べているように見えるかもしれませんが、知識ではなく「伝え方」で食ってます。だから同じ数学の授業をしても不評な講師と好評な講師に分けられるわけです。
僕自身も「数学の知識」や「解答能力」習得にかけた時間の何倍も「それをわかるように順序立てて相手に伝えること」つまり「授業の練習」に時間を費やしてきました。
受験生は明日志望校に受かる能力がまだないと、自分を客観視できるなら、受験に出ない知識を身につけることに脳の容量も大切な時間も費やしてはいけないです。
とりあえず僕は今夜は葬送のフリーレンを嫁とのんびり見ます。その後はyoutubeでもこうの実況を見ます。