Follow Us!!:

アプリなら、たくさんの便利な機能が無料で使える!
今すぐアプリをダウンロードして、もっと自由に学ぼう!

履歴の確認
お気に入り・フォローの登録
通知の受け取り
ファイルの作成・追加・複製
メモの作成・確認
モチベボードの投稿
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
運営会社お問い合わせ利用規約プライバシーポリシー
YouTube利用規約

© 2025, okke, Inc.

フジ

【勉強法】いますぐ前置詞の勉強をしろ

2025年1月25日

いますぐ前置詞の勉強をしろ

どうも、フジです。

今回は「前置詞」についてのお話。

英語を勉強中の皆さん、「前置詞」の勉強、ちゃんとやっていますか? 比較やら関係詞やら仮定法やらと比べると、前置詞はかなり地味な単元ですからね。その重要性をきちんと認識できていない人は多いんじゃないでしょうか。

実際私も、高校3年生になるまで「前置詞?forとかinとかそういうやつ?知ってる知ってる!わざわざ勉強するもんじゃなくない?」と思っていましたし。

前置詞を勉強すれば…

私と同じように「前置詞なんてワザワザ勉強するものじゃない」と思い込んでしまっている人、正直、かなり損しています。まあ、前置詞が扱われているページはどの参考書でも後ろのほうですし、加えてページ数も少ないですから、ガッツリ勉強するような気持ちになれないのもわかります。「軽く見といてね」くらいの単元だと錯覚してしまいがちですよね。

でもね、前置詞の用法をきっちりと覚えておくと、びっくりするくらい長文が読みやすくなるんです。前置詞を勉強するメリットはこれに尽きます。絶対に勉強するべきです。

先ず丸暗記より始めよ

じゃあ前置詞はどう勉強すればいいのか。

前置詞の勉強法をインターネットで調べると、「用法の丸暗記はよくない!イメージで覚えておこう!」という内容の記事が多くでてくると思います。「この前置詞はこういうイメージです」というのを、イラストや図などを用いて(わかりやすく?)解説している、そんなテキストがオススメされているでしょう。

皆さんはこれ、どう思いますか?

私は、こうしたイメージ最優先の勉強法について「的を射ているようで射きれていないなあ」と思っているんですよね。確かに英語の勉強をするにあたっては、前置詞にしてもなんにしても、イメージを持っておくことってめちゃくちゃ大切なんですよ。でもこのイメージって、他人から「これはこういうイメージだよ」って教えられるのだと、その教わったイメージに固執してしまう(頭が硬くなっちゃう)からか、うまいこと使いこなせないんですよね。いや、使いこなせる人もいるのかもしれませんが、私は、使いこなせない人のほうが多いと思っています。少なくとも私には無理です。そう、お察しの通り、イメージって自分で作り上げなければ意味がないんですよ。自分で作り上げたイメージだからこそ、変幻自在に形を変えることができる、柔軟に使いこなすことができるのです。

というわけで結論、前置詞の勉強は「先ず丸暗記より始めよ」です。数ある用法•日本語訳を丸暗記したその先に「これってこういうイメージなんやな」が待っている、丸暗記を土台にイメージが生成されるってわけ。自分でイメージを作り上げようと思うなら、まずは丸暗記からスタートしてください。共通テストが始まって以降「丸暗記じゃなくて…」みたいな枕詞をよく耳にしますが、結局丸暗記から全てが始まるんじゃないかなと私は思いますよ。

私の前置詞勉強法

受験生当時の私は、前置詞を辞書で調べて、暗記の必要を感じた用法をノートにメモ、そしてそれを繰り返し復習するということをしていました。

ノートのメモ例を貼っておきます。
※急いで書いたので雑です、内容はもう少し練るべき※


三省堂の「ウィズダム英和辞典」というやつを使っていました(今でも愛用しています)。この辞書では【 】や[ ]を使ったサインポストで大まかな意味のまとまりが示されていたので、それを利用しました。そのサインポストを自分が把握しやすいように再編した上でノートにメモ、長文で前置詞が出てくるたびにその用法を確認して、日本語訳ではなくノートにメモした【 】の部分を覚えるよう努めていました。「これは原因を表すforだ」「これは状態を表すinだ」みたいな感じですね。

ちなみに、a前置詞以外の品詞があるような場合(例えばatとか)は、その別の品詞における用法もメモしておくようにしていました。

「わざわざ辞書で調べる必要ある?参考書に載っているやつを使えばええやん」と思うかもしれません。それでなんとかなるなら、それでいいんじゃないですかね。でも、それでなんとかなる人はたぶん、他者からイメージを与えられるのでも柔軟に対応できる人なので、そもそも「丸暗記→イメージ化」の勉強法は非効率的です。巷でオススメされている勉強法にトライしてください。

それでなんとかならない人へ、「そのサインポストを自分が把握しやすいように再編した上でノートにメモ」と書きましたが、そこがミソです。辞書に載っている内容を”手の加えられていない情報”だとすると、参考書に載っている内容は”著者によって整備された情報”になっています。柔軟に応用可能なイメージを練り上げるためには、その土台は自分の手でゼロから整備したものでなければならない、だから辞書を使うんです。辞書の内容を元に、暗記すべき型を自ら作成することを強くオススメします。


というわけで今回は以上。前置詞の用法をきっちりと覚えておくと、びっくりするくらい長文が読みやすくなりますよ。是非この記事の内容を参考に、勉強してみてください。

フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!

この記事を含むファイル

その他

22コンテンツを保存済み

関連記事

#受験勉強

科目を減らすのは「逃げ」ではないか?
「流れで覚える」歴史の勉強法
受験勉強とは「課題解決思考」の練習である
英文解釈に逃げるな!
「問題が解ける」に価値はない

#勉強法

都度行動を決めるのは愚策
「流れで覚える」歴史の勉強法
ノートはきれいに書くほど記憶に残らない!?
勉強モードに入るには「助走」を設計せよ
受験勉強とは「課題解決思考」の練習である