満点は必要ないが、満点を取るための努力はしなければならない
どうも、フジです。
勉強を頑張っている皆さん、既に志望校の方はお決まりでしょうか。まだ決まっていないよという方はぜひ最初に志望校を決めておいてほしいところなのですが、それはさておき、その志望校に合格するためには、一体どれだけの点数が必要なのかは調べてありますか?
おそらくどの大学も、6-7割程度の点数を取ることができれば合格圏内なはず。なにもテストで満点を取らなきゃ合格できないわけではないんです。
とすると「〇〇大学の試験で7割の点数を取るための勉強をしよう!」と考えるのが、所謂タイパがいいやり方ということになる気がしますが、本当にそうなのでしょうか。
満点を取るための勉強を
「〇〇大学の試験で7割の点数を取るための勉強法」なんてものは存在しないというのが私の持論です。入試における6-7割の点数って、その点数を狙うための勉強をした結果ではなくて、満点を取るための勉強法を実践したが完遂できなかった、その結果だと思うんですよね。
それぞれの志望する大学の難易度に合った参考書があると思うので、とりあえずはそれを使って勉強しますよね。例えば、数学は青チャート、英単語帳はシステム英単語…みたいな。
もし満点を取ろうと思っているのだとしたら、青チャートは当然、例題・類題を解いたうえでエクササイズにも手をつけて、全ての問題のマスターを試みるはず。システム英単語は、すべての単語を完璧に覚えきろうとするはずです。しかし、(時間や能力の関係上)誰しもがそれを完遂できるとは限りませんから、テキストを”完璧にした”状態をゴールとしたときの習熟度が例えば7割なのであれば、それが100点満点中70点というテストの点数として表れる…みたいな感じです。
「使っているテキストを7割方マスターしよう!」なんてことはできないでしょう? どの程度覚えればいいんですか? どのくらいできるようにするんですか? 「だいたいできるようになったし、こんなもんでいいか」って? イヤイヤ。だから、「〇〇大学の試験で7割の点数を取るための勉強法」なんてものは存在しないんです。最後まで満点を取るための勉強を続ける必要があるわけです。変に7割を狙う勉強をしようとすると、普通に受験は失敗しますし、タイパもクソもなくなります。
満点を取るために勉強を頑張る。遠回りのように見えて、これが合格への最短ルートなのです。







