日東駒専に共通テストは必要?
こんにちは、君バーや(くんばーや)です。
今回は私立文系志望は共通テストをやるべきなのかどうかを私の実体験も踏まえて議論していきたいと思います。
共通テストは時間の無駄?
これは私自身もそうでしたが、私立文系志望の受験生ならこの時期1度は悩まされる問題だと思います。
特に受験生の中で勉強進度が遅れている方は、学校の先生や予備校の先生に「共通テストはやらずに2月にある一般試験に備えろ!」なんて言われたことがあるかと思います。
こう言われる理由としては共通テストと大学の一般試験の問題傾向に少し差異があり、共通テストの対策を行わずに一般試験の対策に時間を割くことによって大学合格の確率が高くなる傾向があるからだと思います。
共通テストが終わってから1ヶ月ほどで大学の一般試験が行われます。
1ヶ月はあっという間ですので、多くの受験生は11月と12月は共通テストの勉強と一般試験の対策も並行して行なっています。
しかしこれは基礎知識が定着している受験生が行っている方法であり、そもそも基礎知識などが身についていないとうまく両立することは難しいと私は思います。
ですので共通テストは受けず大学一般試験一本勝負という方法がいいと思う方は、受けようと思っている大学の問題傾向をしっかりまとめて、残り3ヶ月、一般試験対策に絞って勉強するのが良いと思います。
私立文系志望が共通テストを行うメリット
私立文系志望が共通テストを行うメリットとして大きくあげられるのは、大学の入学方法のひとつとして共通テスト利用試験で使うことができることだと思います。
共通テスト利用試験とは、大学が定めた共通テストの得点率を超えることができれば大学から合格がもらえるものです。
共通テストはどちらかといえば質より量なテストです。
問題レベルは一般的なものがほとんどで、英語で言えばいかにはやく正確に問題を理解して解くことができるかが試されます。ですから基礎知識が身についていないと問題を解き終わることができないほどです。
しかし逆に考えると基礎知識を身につけることができれば誰でもある程度点数を伸ばすことができると考えることもできます。
これが今回私が最も伝えたいことです。
私自身予備校に高校2年生から通っていて、私立文系志望であっても共通テスト対策カリキュラムが組み込まれており、半強制的に共通テスト過去問を10年分解きました。
最初は基礎知識が全然身についていなくいやいや解いていましたが、過去問演習をやっていくうちに共通テストの傾向をつかむことができ、いつしか8割取れるほどにまでなっていました。
残念ながら本番ではいい点数を取ることはできませんでしたが、共通テストをやったおかげでその後の一般試験に生かすことができました。
特に大きかったのは英語です。
さきほども言いましたが共通テスト英語はとにかく文章量が多く最初は時間内に解き終わることができなかったのですが、毎日速読と過去問演習を繰り返した結果、試験時間内に長文を読み理解できるレベルまで行きました。
一般試験でも英語長文は必ず出てくるので、人並み以上に長文を読んだことでついた自信が長文を読むとき心に余裕を感じさせてくれ、いい点数を取ることができました。
共通テストを行ったことで英語に対しての見方や解き方を変えることができたので、みなさんにも共通テストを解くことをおすすめしたいです。
また、もう1つのメリットとして試験慣れです。
やはり誰しも1発目の試験は緊張して、持っている実力が出せずに終わることが多いです。
自分も実際1発目の試験はどうしたらよいのかわからないまま終わってしまいました。
そうなるのを防ぐために、試験慣れとしてでも共通テストを体験しておくことは大きな価値になります。
冬になると受験生はより一層焦りを感じる頃だと思いますが、今一度基礎力の見直しと是非一度共通テストの模試にチャレンジして、自分にプラスに働くと感じたら共通テストを受けてもらいたいです!