形が整ってないことを言い訳にするな
どうもフジです。
今回は、多くの人が無意識にやってしまっている「形が整っていないことを理由に勉強を始めない」という状態についてです。
最初に立場をはっきりさせておきますが、私は「形から入る」こと自体を否定していません。むしろ、形から入るのは大いにアリだと思っていますし、以前にもそのテーマで記事を書いたことがあるような。環境を整えることで気持ちが動き、ようやくスタートラインに立てる人がいるのは事実ですし、なんなら私自身も、どちらかといえばそういうタイプです。
今回一番伝えたいのはそこではありません。今回の主題は冒頭にも述べた通り「形が整っていないことを、勉強をしない言い訳にするな」ということ。
形から入るのは問題ない
勉強に取りかかるとき、いきなり問題集を開ける人もいれば、まず机の上を片付けないと無理な人もいます。新しいノートを用意してからじゃないと集中できない人もいますし、照明やイスの座り心地が気になって仕方がない人もいます。
これは性格の問題であって、良い悪いの話ではありません。形を整えることで「やるぞ」という気持ちが生まれるなら、それは立派なスタートの仕方です。
勉強を頑張り始めるために形を整えようと前向きに捉えられているなら、何も問題はないと私は思います。大事なのは、形を整える行為が、ちゃんと「このあと勉強する」という未来につながっているかどうかです。
形が「止まる理由」になった瞬間に詰む
問題は、形が整っていないことを理由に勉強が止まってしまう場合です。
「まだ形が整ってないから、今日は勉強できないな」というような捉え方が頭に浮かび始めた瞬間、一気に危険ゾーンに入ります。
例えば、イスが合わないから集中できないと言って勉強を始めない。だからイスを買い替える必要があると考える。でもイスが届くまでは勉強しない。こうして何日も過ぎていく。あ、これ最近の私ですね、我が家のパイプ椅子の座り心地が悪すぎて…(涙)
あなたにもこのような経験、ありませんか?
これの怖いところは、イス問題が解決したら終わりにはならない可能性があることです。次は机の高さ、次は部屋の明るさ、次は参考書のラインナップ。形を完璧にしようとすればするほど、「まだ足りない点」はいくらでも見つかります。この状態に入ると、”形”は勉強を始めるための準備ではなく、勉強を始めなくていい理由を量産する装置になります。自分では前向きなつもりでも、実際には足踏みし続けている。これが一番まずいです。
整えながら始めろ
じゃあどうするのか。
答えは単純です。形を整えるなら整えていい。ただし、それと同時に、もう勉強を始めることです。
イスが気になるとしても、短時間でもいいから勉強する。机が気に入らないなら、その机でできる範囲の勉強をする。参考書が揃っていないなら、今手元にあるもので勉強する。完璧な状態を待たない。不完全なまま動き出す。
形は「勉強をやりやすくするため」に存在します。形が原因で勉強がゼロになるのは、本末転倒です。
自分が今どちら側にいるかは、頭の中の言葉をそのまま拾うと分かります。「これを整えたら、今日の勉強がやりやすくなるな」と考えているなら健全です。「まだ整ってないから、今日は無理だな」と考えているなら要注意です。この違いは一見小さく見えますが、積み重なると致命的な差になるでしょう。
受験は、完璧な環境が用意される競技ではありません。多少不満があっても、その中で手を動かせるかどうか。そこが結果を分けます。形から入るのはアリです。ただし、形が整っていないことを言い訳にする瞬間、その形はあなたの味方ではなくなります。形は使うものです。守られるものではありません。
というわけで今回は以上。







