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北の大学生

減点されにくい記述の仕方~微積編~

2024年10月13日

こんにちは北の大学生です!

今回は特に理系の受験生に向けて、微積に関して、自分の解答の方針が採点者に伝わりやすく、減点されにくい記述の仕方について書いていこうと思います。微積以外にも応用できるものも多いので、2次試験で数学がある方や、特に理系の方はぜひ1つの参考にしてください!

増減表を書く

まずは、グラフを書く際に、増減表をしっかりと書くことです。(もちろん直感的に書ける場合を除きます)

増減表があると、採点者も「グラフをどうやって書いたのか」や「どんな根拠で極大値、極小値を求めているのか」が分かりやすいので、自分が考えていることが伝わりやすくなります。
凹凸を含めて考える必要があれば、もちろんf''(x)まで求めて増減表に書き加えましょう。

例えば極大値・極小値について、増減表を書かずに「f'(a)=0なので、f(x)はx=aで極値を取る」と書くとまずいことはわかりますか?

x=aの前後でf'(x)の符号変化が無ければ、極値ではありませんよね。

増減表を書くことで「確かにx=aの前後でf'(x)が符号変化してるね」ということが一目で採点者に伝わるのです。

図を丁寧に描く

2つ目は図を丁寧に描くことです。

微積では、特に面積や体積を求める問題に関して、図を描いた方が「なぜその式で面積や体積が求められると言えるのか」を採点者が理解しやすく、良い印象を受けやすいです。
式だけだと、もしそれが合っていたとしても採点者が理解しにくいので、減点されても文句は言えません。採点者がいる以上は、あくまで採点者に自分の考え方の方針をしっかり伝えることが大事なのです。

また、図を描くことによって自分の計算ミスも減りますし、積分範囲も可視化出来るので分かりやすくなります。

グラフに関しても、時間との兼ね合いにはなりますが、しっかり書いておくとその後の問題が楽になることも多いので、例えばx軸やy軸との交点を書き込んだり、通る点を書き込んだりなど、丁寧に書きましょう。

説明するように答案を書く

3つ目は説明するように答案を書くことです。

よく減点される受験生の特徴として、答案を雑に書いてしまうことが挙げられます。「答えまでたどり着けさえすればいいや」という考えかもしれませんが、答えが合っていても途中の過程が雑すぎると、採点者は何をやっているのかわからないので、かなり減点をくらってしまう可能性があります。

例えば数式だけ書いて答案を提出している方はいないでしょうか。
一度自分の答案を見直してみて、数字ばっかりで日本語が少ないなと思ったら、危険です。採点者に自分の意図が伝わっていない可能性が高いです。

そうではなく、例えば、「f'(x)の符号がx=2の前後で正から負に変化するので、f(x)はx=2で極大値を取る」とか「x=-1,3となるが、題意のx>0よりx=3」などのように根拠をしっかり日本語で示し、採点者に分かりやすいように記述しましょう。

「自分だけ分かればいい」という考えではなく、「採点者が分かるように答案を作ろう」という意識を持ってください。
試験の時だけではなく、普段の演習から心がけておくことがとても重要です。

今回はここまでです!
それでは読んで頂きありがとうございました🙏

北の大学生

地方自称進学校→河合塾で1年浪人→北海道大学総合理系→北海道大学工学部 受験期の過ごし方、大学生活などを受験生の参考になるように発信していきたいと思います。 質問やリクエストがあればXアカウントの方にコメントかDMお願いします!

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