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オーストラリアの気候


気候

年降水量250㎜・500㎜

オーストラリアの地図を見たら、

  • 年降水量500㎜
  • 年降水量250㎜

の、二本の線をひけるようになろう。

気候区や、農業区分にも大きな影響を与える

sオーストラリア 降水量.jpg国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)

気候区

熱帯から温帯まで、幅広い気候区分が存在

北部は、サバナ気候(Aw)が広がり、暑い。

中部には、南回帰線が通り中緯度砂漠となっている。

おおむね、年降水量250㎜未満の地域は砂漠気候(BW)、250~500㎜の地域はステップ気候(BS)に対応する。

大陸東岸は、北からサバナ気候(Aw)温暖湿潤気候(Cfa)西岸海洋性気候](https://okke.app/words/p/zx0zlbahzRUoB)となっている。

西端とアデレード付近は地中海性気候(Cs)となっている。

タスマニア島非常に降水量が多く、タスマニア島全体の降水量はオーストラリア全体の降水量の1割を占めるとまで言われる。

スクリーンショット 20241028 235616.pngちとにとせさんより)

補足~気候区分の謎

オーストラリアでは、東岸に西岸海洋性気候(Cfb)が広がるという、不思議な分布となっている。

この理由には、暖流大陸の形が関係している。

オーストラリア大陸は右下がりの形になっており、湾内には暖流が流れている。

つまり、

  • 西側に暖流
  • 偏西風

という西岸海洋性気候の条件が、大陸東南部で揃うことになる。

なお、緯度的にCs~Cfbの境界近くに位置しているので、

sオーストラリアの気候の謎.jpg国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)

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