オーストラリアの気候
気候
年降水量250㎜・500㎜
オーストラリアの地図を見たら、
- 年降水量500㎜
- 年降水量250㎜
の、二本の線をひけるようになろう。
気候区や、農業区分にも大きな影響を与える。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
気候区
熱帯から温帯まで、幅広い気候区分が存在。
北部は、サバナ気候(Aw)が広がり、暑い。
中部には、南回帰線が通り中緯度砂漠となっている。
おおむね、年降水量250㎜未満の地域は砂漠気候(BW)、250~500㎜の地域はステップ気候(BS)に対応する。
大陸東岸は、北からサバナ気候(Aw)~温暖湿潤気候(Cfa)~西岸海洋性気候](https://okke.app/words/p/zx0zlbahzRUoB)となっている。
西端とアデレード付近は地中海性気候(Cs)となっている。
タスマニア島は非常に降水量が多く、タスマニア島全体の降水量はオーストラリア全体の降水量の1割を占めるとまで言われる。
(ちとにとせさんより)
補足~気候区分の謎
オーストラリアでは、東岸に西岸海洋性気候(Cfb)が広がるという、不思議な分布となっている。
この理由には、暖流と大陸の形が関係している。
オーストラリア大陸は右下がりの形になっており、湾内には暖流が流れている。
つまり、
- 西側に暖流
- 偏西風
という西岸海洋性気候の条件が、大陸東南部で揃うことになる。
なお、緯度的にCs~Cfbの境界近くに位置しているので、
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
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