フェニキア人によって建設された植民市。
3度にわたるポエニ戦争でローマに敗れたことにより没落した。
流れ→ポエニ戦争、アッシリア、アケメネス朝ペルシア、ペロポネソス戦争
まとめ→オリエント、ローマ、オリエントと地中海世界
前9世紀〜前146年

カルタゴは前9世紀に海上交易で活躍していたフェニキア人によって建設された植民市です。
アッシリア・新バビロニア・アケメネス朝ペルシアに支配されながらもペルシア戦争で活躍するなど、勢力は衰えず、地中海西方を広く支配していました。
しかしローマの拡大により衝突が起こり、三次にわたるポエニ戦争が起こります。
第1次ポエニ戦争はシチリア島で行われ、ローマが勝利しこれを 属州 とします。
第2次ポエニ戦争ではカルタゴの将軍ハンニバルが活躍しイタリアに侵入しますが、スキピオ率いるローマ軍がカルタゴ本国を攻撃、帰国したハンニバルを前202年のザマの戦いで破り再びローマが勝利します。
第3次ポエニ戦争ではローマ軍に包囲され、前146年に完全に破壊されました。
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