オリエントまとめ
時代
〜7世紀
場所
詳細
まず栄えたのがユーフラテス川、ティグリス川の流域であるメソポタミア地域で、シュメール人の都市国家から始まり、アッカド人によって征服され、さらにアムル人により征服され、バビロン第一王朝(古バビロニア王国)がたてられます。
ハンムラビ王が有名なこの王朝ですが、鉄製武器を使用したヒッタイト人により滅ぼされます。
ヒッタイト人はシリアにまで進出、同時期に南メソポタミアにはカッシート、北メソポタミアにはミタンニ王国が立てられました。
そんな3国は前13世紀、「海の民」により大きく後退します。
その間に栄えたのが諸民族で、アラム人、フェニキア人、ヘブライ人です。
ヘブライ人はユダヤ教を生み出し、栄えますが、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂します。
続いて大きく力を持ったのがアッシリアで、初の全オリエント統一を成し遂げますが、圧政によりすぐに崩壊、エジプト、リディア、メディア、新バビロニアの4国に分裂します。
再びオリエントを統一したのが、アケメネス朝です。
分権的な政治で長く続きますが、前330年、アレクサンドロス大王に滅ぼされます。
彼の死後、アジアの領土がセレウコス朝に引き継がれると、ギリシア人がバクトリアを、イラン人がパルティアを建国します。
パルティアは3世紀前半にササン朝に倒され、ササン朝は7世紀にイスラーム勢力により滅ぼされます。
これら大陸部とはやや独立して発展したのがエジプトです。前3000年ごろ建国されると古王国、中王国、新王国と大きく三つの時代に分けられ発展します。
これらのオリエント諸国では独自の文化も発展しました。
補足
以下は王国名を大体の位置に書き込んだものです。
混沌としていますが、番号をふってある時代順に指差しながら読み上げる、そしてそれを空で言えるようになってから詳しい学習に進む、というのが個人的にはおすすめです。