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土壌


土壌の形成

皆さんが普段使っている「土」とか「土壌」といったもの、あれは何でできているのでしょうか?

土を手で掬うと、さらさらと細かい粒が指の隙間から零れ落ちるでしょう。植物の根っこや落ち葉が混ざっているかもしれません。

一般的に土と呼ばれるものの主成分は、岩石が砕かれて小さな粒になったものです。それに、枯死した植物が微生物によって分解された有機物が混ざってできているのです。

土の主成分である細かい砂粒は、岩石が砕かれてできたものですから当然土壌の形成には大変な時間がかかります。数十年では到底足りません。数百年、或いは千年以上もの時を経て、土壌は作られているのです。

そして、岩石が風化する速度、土壌に生育する植生、さらに枯死した植物が分解される速度、これらすべてが気候条件によって異なります。土は、気候が作るのです。

気候が、土を作る。そのため、似たような土壌が気候帯に一致して帯のように分布しています。土壌の分布がしているので、成帯土壌と呼びます。

また、地域によっては土壌のもととなる岩石(母岩)に特徴があり、周囲とは違う特殊な土壌を形成している場合があります。このような土壌は、帯を成す成土壌のに位置するので、間帯土壌と呼びます。

成帯土壌と間帯土壌

つまり、

  • 成帯土壌・・・気候条件によって形成された土壌
  • 間帯土壌・・・母岩の影響を強く受けている土壌。局地的に分布する

と言えます。

代表的な成帯土壌には

などがあり、

間帯土壌には

などがあります。

それぞれ代表的なものは各項にて詳しく解説していますので、リンク先をご覧ください。

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