テラローシャ
テラローシャ
ブラジル高原南部に分布する、玄武岩を母岩とする肥沃な赤紫色の土壌です。
特徴
- 赤紫色
- 玄武岩を母岩とする
- 肥沃
テラローシャは肥沃であるため農業に向き、土地柄も相俟ってコーヒー栽培がよく行われています。
実はコーヒーというのは贅沢な植物で、けっこう栽培条件が厳しい作物です。気候条件もさることながら、土壌も肥沃かつ水はけが良くなければなりません。さらに弱酸性の土壌を好むとあって、これらの条件をすべて満たしているテラローシャはコーヒー栽培に最適という訳です。
成因
全く重要ではありませんが、ついでですから解説していきましょう。
テラローシャは主に玄武岩から作られています。玄武岩は黒い岩石なのですが、テラローシャが分布する地域は湿潤地域なので雨による風化が進み、酸化鉄などの集積が進んで赤味を帯びてきます。
玄武岩はもともと黒い岩石なので、母岩の黒色と酸化鉄などの赤色が混ざって赤紫色に見えるのですね。
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