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外的営力


定義

営力とは、「地質学的現象を起こす自然の力」、つまり「地形を作ったり、岩石を変質させたりする力」です。

では、「外的」な営力とは何かというと、

地球外部からの作用による、地質学的現象を起こす力」

と言えますね。

ここで言う「地球外部」とは、「地表面より上」という意味です。

いろいろな外的営力

外的営力には風化浸食の二つの作用があります。

外的営力には、

  • 気温の変化
  • 降水(雨、雪など)
  • 氷河
  • 河川
  • 地下水
  • 海水
  • 生物

などがあり、その源は地球の重力太陽の放射エネルギーです。

太陽が地表面を温めることで気温は変化し、気圧の変化をもたらして風を発生させるほか、水を蒸発させて雲を形成、雨が降り注ぎ、あるものは氷となって氷河に、あるものは河川に流入し、あるものは地面に浸透して地下水となり、重力にしたがって低い方に流れていきその過程で地面を浸食します。

形成される地形

外的営力は小地形を形成します。

大山脈や大陸、火山、海溝、海嶺などの内的営力によって作り出される地形以外は全部小地形なので、普段私たちが目にする地形の多くは小地形といえます。

外的営力によって作られる地形の代表的なものとして、以下の地形があります。

ほかにも、河川が生み出す地形など、小地形は至る所に存在します。

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