氷河地形
氷河地形
氷河によって浸食・運搬・堆積され、形成された地形。
さまざまな氷河地形
- ホルン(尖峰)
- カール
- U字谷
- モレーン
- 氷河湖
がある。
ホルン(尖峰)
氷河によって削られ、鋭くとがった山頂のこと。
アルプス山脈のマッターホルン、飛彈山脈の槍ヶ岳が有名。
カール
氷河の浸食作用によって形成された馬蹄状のくぼ地。
U字谷
山岳氷河が流下する際の浸食作用によって形成された、断面がU字形の谷。
両側は険しい崖となり、谷底は平坦で広い。
U字谷が沈降して海に水没するとフィヨルドとなる。
モレーン
氷河によって削られた土砂が堆積した、丘陵状の地形。氷河の末端にできる。
河川が堆積させた土砂と異なり、氷河によって削られた岩石は角張っていて、大きさも不揃い。
氷河湖
- 氷河の浸食作用でできた凹地に水が溜まってできた湖
- 氷河の融雪水がモレーンに堰き止められた堰止湖
がある。
前者で有名なのが五大湖やフィンランドに多数存在する湖。
これらはかつて大陸氷河に覆われていた地域に存在する。
後者は山岳氷河に多く見られ、ヒマラヤ山脈やアルプス山脈などに多い。近年は温暖化の影響で氷河の融解が進み、氷河湖の拡大・決壊が危惧されている。
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