大規模に発達し、広大な地表面を覆うほどになっている氷河。
氷床とも言う。
現在は、グリーンランド内陸と南極大陸のみに存在します。
北極は海に海氷が浮かんでいるだけなので大陸氷河ではありません。
約1万年前まで続いた最終氷期の大陸氷河の分布は、現在の地形や農業などに大きな影響を与えているため、絶対に覚えておく必要があります。
最終氷期に大陸氷河に覆われていた地域には、
などの特徴があり、さらに永久凍土の分布にも関係しています。
お手持ちの地図帳に色を塗って覚えましょう。
大陸氷河に覆われていた場所を、地図帳に蛍光ペンで大胆に書き込みましょう。
書き込む場所は二か所。北米大陸とヨーロッパです。
カナダは全部氷河に覆われていたと思ってもらっていいです。
五大湖周辺まで氷河があって、五大湖は氷河の浸食によって作られた氷河湖であることも併せて確認しておきましょう。
アメリカ合衆国北部、北緯40度付近まで氷床が発達していたことに注目です。

塗るときのポイントは、
北緯50度付近まで氷床が発達していたことに注目です。

(地図は全て国土地理院 標準地図より引用の上筆者編集)
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