石灰岩質の地盤が水によって溶解してできた小地形。
(ちとにとせさんより)
雨水には二酸化炭素が溶け込んでおり、弱い酸性となっている。
酸性の水が石灰岩中の炭酸カルシウムを溶かし、カルスト地形が形成される。
そのため、
が成立要件となる。
などが有名。
地中海沿岸は特に石灰岩の分布が多い。ギリシアやイタリアの街並みや山が白っぽいのは、地盤が石灰岩質だから。これを連想すれば分かりやすいだろう。
また、テラロッサが石灰岩を母岩とする土壌だったことも思い出そう。

地下の石灰岩が溶食され、空洞ができたことで地面が陥没してできた小さな凹地。
(ちとにとせさんより)
いくつものドリーネが連結して形成された、大きな凹地。
湖沼になっているものも多い。
(湖がウバーレ)
大きいものは1000km²にも及ぶ、地面が陥没してできた盆地。
湖沼になっているものもある。

熱帯や亜熱帯の多雨地域で形成される。
周りの地面が激しく浸食され、浸食を受けなかった箇所が残り形成された。
桂林(中国)、ハロン湾(ベトナム)が有名。
溶食によって作られた地中の空洞。

ピナクルと呼ばれる小さい岩が林立している地形。
この言葉が聞かれることはあまりないので覚える必要はない。

関連動画