みなさん、こんにちは。
今回は2代目大統領のジョン・アダムズ(1797〜1801)、 3代目大統領のトーマス・ジェファーソン(1801〜1809)、4代目大統領のジェームズ・マディソン(1809~1817)について紹介します。
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歴代のアメリカ大統領の人生と功績 初代編
①ジョン・アダムズ
アダムズは、1735年10月30日マサチューセッツ州に生まれました。
大陸会議にはマサチューセッツ湾植民地の代表として出席し、大陸会議でアメリカ独立宣言を採択する際には指導的な役割を果たしました。
そのことから、彼はジョージ・ワシントンのもとで副大統領を経験しています。
また、イギリスとのパリ条約締結では、交渉の中心となった人物でもあります。
その後、第2代大統領になりましたが、任期中の最大の功績はフランスとの間に戦争が勃発しそうになった際、戦争を回避し平和的に解決したことではないでしょうか。
また、大統領引退後はアダムズの妻とともにアダムズ政治一家と呼ばれる家系を作り育てました。
アダムズの妻、アビゲイル・アダムズは女性の権利向上を訴えたり、奴隷制度に反対するなど、当時のアメリカでは進んだ考えの持ち主だったとして知られています。
②トーマス・ジェファーソン
ジェファーソンは、1743年4月2日にバージニア植民地に生まれました。
ジェファーソンはアメリカ独立宣言の主な執筆者として有名で、アメリカ合衆国の共和制を推進したことでも知られています。
大統領在任中に行ったこととしては、ナポレオン支配下であったフランスからルイジアナを買収したことが大きな出来事の一つです。
他にも、太平洋にルイス・クラーク探検隊を送ったりもしました。
また、彼は黒人奴隷を所有する立場でありながらも、奴隷制度に反対していました。
そして、彼は後世まで大統領として特に偉大な人物として語り継がれていますが、園芸学者や政治指導家、建築家、考古学者、発明家、古生物学者、そしてバージニア大学の創設など多方面での功績が光ります。
③ジェームズ・マディソン
マディソンは、1751年3月16日にタバコのプランテーションを所有する家庭に生まれました。
マディソンは「アメリカ合衆国憲法の父」という愛称があるように、憲法の起草に最も深く関わりました。また、バージニア権利章典に基づく、アメリカ合衆国憲法の最初の修正事項10箇条を起草したことから、「権利章典の父」とも呼ばれています。
大統領になる前は国務長官としてルイジアナ買収にも大きく関わっていました。
また、大統領在任中にはイギリスに対して宣戦布告し、米英戦争を起こしたとしても知られています。
そして、妻のドリー・マディソンは、晩餐会を頻繁に開催し、たくさんの訪問客を快く接待し、彼女のお葬式で当時の大統領が「まさに私たちにとって第一級の女性(First Lady)だった」と言ったことがファーストレディの語源になったと言われています。
いかがでしたでしょうか。今回は2代目大統領のジョン・アダムズ(1797〜1801)、 3代目大統領のトーマス・ジェファーソン(1801〜1809)、4代目大統領のジェームズ・マディソン(1809~1817)について紹介しました。
次回は、5代目大統領のジェームズ・モンロー(1817〜1825)、6代目大統領のジョン・クィンシー・アダムズ(1825〜1829)、7代目大統領のアンドリュー・ジャクソン(1829〜1837)について紹介します。
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