漢字の勉強はしているか?
どうもフジです。
今回は、大学受験における漢字の勉強について書きます。
漢字は、誰にとってもある程度なじみがあり、勉強としてのハードルが低く見えがちです。その一方で、「後回しにしてもなんとかなるだろう」と思われやすい分野でもあります。しかし、受験全体を俯瞰して見たとき、漢字の扱い方を間違えると、思った以上に足を引っ張られるんですよね。
大学受験における漢字のコスパの悪さ
まずはっきりさせておきたいのは、大学受験で求められる漢字のレベル自体はそこまで高くないということです。常識的な語彙を押さえていれば対応できる範囲であり、極端に難しい漢字を書かされることはほとんどありません。正直に言えば、「フツーなレベル」で漢字を知っていれば点は取れます。
だからこそ、漢字は基本的に満点が前提とされる分野です。みんなが正解するところで、自分も正解する。それ以上でもそれ以下でもない。漢字ができるからといって大きなアドバンテージになるわけではありませんが、できないと確実に不利になります。この時点で、漢字は「差をつける科目」ではなく、「落とせない科目」だと言えるでしょう。
問題はここからです。
そんな「落とせない科目」である漢字ですが、悲しいことに、配点がそこまで大きくありません。にもかかわらず、漢字の知識がパッパラパーな状態の人間が、大学受験のために改まって漢字を勉強しようとすると、意外なほど時間を取られます。覚える量はそれなりに多く、作業は単調で、しかも点数への即効性は低い。コスパという観点で見ると、極めて悪い分野です。
この「時間を食うわりにリターンが小さい」という性質が、漢字の一番やっかいなところですね。しかも、短期的にやろうもんなら、しっかりとした復習も強いられることになりますから、この上なく最悪です。
だから漢字は早めに片付けておけ
こうした性質を踏まえると、漢字の勉強を高3にまで引き延ばすのは、明らかに悪手です。高3というのは、英語や数学、選択科目の完成度を引き上げ、得点を積み上げていくための時期です。そのタイミングで、コスパ最悪な漢字の暗記に時間と集中力を奪われるのは、あまりにももったいない。
それに漢字の勉強は、早期に取り組めば取り組むほど負担が軽くなります。高1のうち、遅くとも高2に入る前までに、受験で必要になる漢字をそれなりにマスターしておく。それだけで、高校後半の勉強はかなり楽になります。完璧である必要はありませんが、読めて意味が分かり、基本的なものは書ける状態を作っておくことが重要です。
ちなみに私、漢字の勉強を最後にガッツリやったのは小6の中学受験のときです。中学生の頃は漢字の小テストがあったので軽く勉強はしていましたが、高校生になってからは、漢字単体の勉強をした記憶が微塵もありません。それでも大学受験で困ることはありませんでした。
なぜ早期からやれば負担が軽くなるのか。理由は単純。大学受験で必要な漢字は、現代文の勉強をしていれば文章中に何度も出てくる、というか生活していたら何度も遭遇するからです。評論文や小説文を読んでいれば、同じ漢字に繰り返し出会います。いや、友達とLINEをしていたら普通に何度も使うことになるはずです。一度暗記した漢字は、こういうので自然に定着していくんですよ。このサイクルに入ってしまえば、漢字帳を何周も回す必要はなくなります。
だからこそ、漢字は「可能な限り早く覚える」が一番楽です。後回しにして、高3でまとめて処理しようとするほど、漢字は重たくなります。配点は小さいのに、時間だけが奪われる。その状態を避けるためにも、今のうちからコツコツ進めておくべきです。
ちなみに、世の中には、私のように「高校生になってから漢字の勉強をほとんどしなくても大学受験を乗り越えられる人」がそれなりに存在します。そういう層と同じ土俵で戦う以上、高3になってから漢字を覚え直すという状況は、大きなハンデです。だからマジで早めに取り組んでください!
というわけで今回は以上。






