こんにちは、Harunaです!
今回は「投資の神様バフェット氏から学ぶ「長期投資の極意」 Part3」というタイトルでお届けします。
前回のPart2では、バフェット氏がどのように投資先を選んで、資産を増やしてきたのかを詳しく解説しました。
今回Part3では、実際に投資した企業の中から特に有名な事例をいくつか取り上げて、“どのように成功したのか”を詳しくご紹介していきます。
それでは早速、見ていきましょう!
1. コカ・コーラ(Coca-Cola)— バフェット氏の代表的な長期投資
バフェット氏の投資ポートフォリオの中でも、最も有名なのが「コカ・コーラ(Coca-Cola)」です。
1988年からコカ・コーラ株を買い始めて、今でも保有し続けています。
なぜバフェットはコカ・コーラに投資したのか?
★世界的に強いブランド力 → コカ・コーラのブランドは世界中で認知されており、競争相手が簡単に真似できない「経済的な堀(Economic Moat)」がある。
★安定した収益と成長 → 世界200カ国以上で販売されており、景気が悪くなっても安定した売上を維持できる。
★配当が魅力的 → バフェット氏は「配当金」を重要視する投資家であり、コカ・コーラは長年にわたり安定して配当を出している。
コカ・コーラ投資の成果は?
バフェット氏が最初にコカ・コーラ株を購入したときの価格は約1株2.45ドル(現在の基準で調整した価格)でしたが、2025年現在の株価は60ドル前後まで上昇しています。
さらに、毎年の配当収入も増え続けているため、バフェット氏はコカ・コーラ株から莫大な利益を得ているのです。
→教訓:ブランド力があり、長期的に成長できる企業に投資すれば、大きなリターンが得られる!
2. アップル(Apple)— バフェット氏が選んだ例外的な投資
バフェット氏はもともと「ハイテク企業には投資しない」という方針を持っていましたが、そんな彼が唯一、大きく投資したハイテク企業が「アップル(Apple)」です。
なぜバフェット氏はアップルに投資したのか?
★圧倒的なブランド力 → iPhoneをはじめとするアップル製品は世界中で愛されており、ファンが多い。
★エコシステム(囲い込み)が強い → 一度アップルの製品を使うと、iCloudやMacなどのサービスも使いたくなるため顧客の囲い込みが成功している。
★安定した利益と配当 → アップルは世界で最も収益性の高い企業の1つであり、バフェット氏の好む「安定した配当」も出している。
アップル投資の成果は?
バフェット氏が最初にアップル株を購入したのは2016年です。
その後、アップル株は爆発的に成長して、ポートフォリオの中で最大の割合を占める企業となりました。
バフェット氏は「アップルは、私が所有する最も重要なビジネスの1つだ」とまで語っているほどなのです。
→教訓:テクノロジー企業でも、ブランド力が強く、安定した収益を出せる企業なら投資価値がある!
3. バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)— 金融業界への投資
バフェット氏は金融業界にも強い関心を持っており、特に「銀行株」には積極的に投資しています。
その中でも代表的なのが、「バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)」です。
なぜバフェットは銀行株に投資するのか?
★銀行は景気が回復すれば大きく成長する → 経済が好調になると、貸し出しが増え、銀行の収益も増える。
★安定した配当収入が得られる → 銀行株は高い配当を出すことが多く、長期保有に向いている。
★ バリュー投資のチャンスが多い → 銀行株は景気の影響を受けやすいため、一時的に株価が下がったときに買うと大きなリターンを得やすい。
バンク・オブ・アメリカ投資の成果は?
バフェット氏は、リーマン・ショック後の2011年バンク・オブ・アメリカの株価が低迷しているときに大量に購入しました。
その後、経済が回復するにつれて株価は上昇し、大きな利益を得たのです。
→教訓:市場が悲観的になっているときこそ、割安な金融株に投資するチャンスがある!
最後に・まとめ
今回は「投資の神様バフェット氏から学ぶ「長期投資の極意」 Part3」というタイトルでお届けしました。
ウォーレン・バフェット氏の成功事例を見ると投資戦略には一貫したパターンがあることが分かりますね。
1.ブランド力が強く、競争優位性のある企業に投資する
→ コカ・コーラ、アップルのように、長期的に生き残れる企業を見極めて選ぶ
2.安定した収益を出し、配当が魅力的な企業に投資する
→ 配当が出る企業は、長期保有に向いている。
3.市場がパニックになったときに買う
→ バンク・オブ・アメリカのように、景気低迷時に安く買い、回復時に利益を得る。
4.長期間持ち続ける(短期売買はしない)
→ バフェット氏の投資スタイルは、「一度買ったら、ほとんど売らない」というもの。
バフェット氏の投資戦略は、私たち一般の投資家にも応用することができるので是非参考にしてみてくださいね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう!









