文治政治とは、江戸時代中期の政治のこと。 徳川家綱から徳川家継までの期間を指す。
文治政治とは儒教的な考え方のもと行う平和な政治のことです。
文治政治に対を成す言葉として武断政治という言葉があります。
江戸時代が始まった頃には安土桃山時代の気風が残っており、武力によって諸大名を圧倒するような政治が行われていたのです。
しかし江戸幕府の統治が軌道に乗ってくると、世の中は平和になりました。
なので、武力を背景とする政治は時代に合わなくなったのです。
こうして江戸幕府は学問である儒教を推進し、民衆の考え方を変えることで平和な統治を行っていきました。 これが文治政治です。
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