江戸幕府とは、江戸時代に日本の政治を担当していた政権のこと。 1603年に徳川家康が征夷大将軍に就任して幕府を開いたことから始まり、1867年に徳川慶喜が大政奉還を行ったことで終わる。(※1)
江戸幕府を開いたのは徳川家康です。
彼らの下に幕臣と呼ばれる武士たちが集まり、政治が行われていたのです。
徳川家康は江戸幕府が長く続くように、様々なシステムを整備しています。 その中の一つが御三家です。 御三家というのは
の3つのことです。 将軍の後継がいなくなった場合には、御三家の中から後継者を選ぶこととされました。
その後徳川吉宗は、「現在の将軍と御三家の血筋が離れすぎた。」と考えました。
の3つのことです。
とはいえ江戸幕府が日本の政治を全て行なっていたわけではありません。 江戸時代には中央集権ではなく、地方分権の形が取られました。 江戸幕府が大名に領地を与え、大名がその国のお殿様として政治を行っていたのです。 このような幕府と藩の関係で行われた政治体制を、幕藩体制といいます。
(※1)江戸幕府が終わった時期に関しては諸説あります。大政奉還以外にも、江戸無血開城や箱館戦争などが挙げられます。しかし受験的には大政奉還によって解散という認識で問題ないです。
関連動画